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デス・ロウ・レコードの創設者シュグ・ナイト、強盗容疑で逮捕される

2014年10月31日
シュグ・ナイト(左)、カット・ウィリアムスシュグ・ナイト(左)、カット・ウィリアムス
WENN.com
デス・ロウ・レコードの創設者シュグ・ナイトとコメディアンのカット・ウィリアムスが現地時間29日、米ロサンゼルスにて、強盗容疑で逮捕されたことが明らかになった。

ロサンゼルス郡地区検察局が配信したニュースリリースによると、2人は9月5日に「無所属の著名カメラマン」からカメラを奪ったとされている。

ナイトは過去に凶器を用いた暴行容疑で逮捕されており、今回の件で有罪判決を受ければ、30年から無期の懲役を受ける可能性があるとリリースには書かれている。一方のウィリアムスは、最高7年の懲役を受ける可能性があるという。

TMZ.comは、強盗事件の直後に撮影されたとされる動画を公開した。そこではカメラマンが警官と話しており、「私が懸念しているのは個人情報です。シュグ・ナイトは危険な人ですから」と語っている。

ナイトは1990年代初頭にドクター・ドレーらと共にデス・ロウ・レコードを設立。スヌープ・ドッグ、ザ・ドッグ・パウンド、2パックらと契約して西海岸のヒップホップ・シーンを支配していたが、その強圧的なレーベル経営により、ドクター・ドレーやスヌープ・ドッグといったアーティストが遠ざかっていった。いまだ未解決の1996年の2パック殺害事件に関与したという噂もあり、その後も法的なトラブルが絶えない。

今年8月にはクリス・ブラウンが米カリフォルニア州ウェストハリウッドのナイトクラブで開いた非公式のVMAプレパーティーに参加し、6発の銃弾を受けたと報じられた。(MTV News)