「アメリカン・アイドル」で審査員・メンターを務めたランディ・ジャクソンが同番組を降板決定

人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のシーズン1から審査員を務め、シーズン13よりメンターを務めてきたランディ・ジャクソンが、同番組より降板することが明らかになった。米Deadlineが報じた。

音楽プロデューサーとして有名なランディは、「アメリカン・アイドル」シーズン1から番組の審査員を務め、安定したジャッジで視聴者の人気を得てきた。しかし、昨年5月に審査員を降板することを発表したが、同年9月にメンターとして同番組シーズン13に出演することが報道され、今年1月から5月にかけて放送された同シーズンでメンターを務め上げた。

そして、ランディは現地時間11月11日、同番組シーズン14に出演しないことを発表。「13シーズンが経った今、『アメリカン・アイドル』を去るのに、ちょうどよいタイミングだと感じました。素晴らしいアーティストたちを発掘し、最も成功したテレビ番組の一つとして歴史に名を刻むであろう、このシリーズの一員でいられたことを誇りに思います」と声明の中で語った。

番組放送局FOXと番組プロデューサーは、ランディの番組降板に対して「彼は番組が始まったその日から、審査員として、そしてメンターとして欠くことのできない重要な役割を果たしてきました。彼は良きアドバイスとサポートを与えることで、我々がこれまでに発掘してきた多くのアイドルの成功を形作ってきました。彼の次なる章の成功をお祈りします。ランディはこれからもずっと我々の家族であり続けます。時々、戻って来てくれることを願います」とコメントしている。

ランディの番組降板が決まり、同番組のオリジナルメンバーは、司会のライアン・シークレストを残すのみとなった。今後、ランディの後任となるメンターが決まる予定だという。

気になるランディの今後だが、TV・映画のプロデュース業の他に、彼の会社Dream Merchant 21の運営を主に行っていくとのこと。ランディの更なる活躍を応援したい。