“元バットマン”クリスチャン・ベール、新シリーズでのベン・アフレック抜擢についジェラシー！？

クリストファー・ノーラン監督によるバットマン三部作にて、タイトルロールを演じた俳優クリスチャン・ベール(40)だが、現在は同役を“引退”し、新シリーズではベン・アフレック(42)が新バットマンを演じることが決定している。“後輩”ベンに役を引き継ぐことで、やはり“先輩”クリスチャンには思うところがあるようで…

映画「バットマン ビギンズ」(2005)、「ダークナイト」(2008)、「ダークナイト ライジング」(2012)において、主人公ブルース・ウェイン/バットマンを演じていたクリスチャン。2013年には、「もう充分」として、「バットマンを演じることはない」と明言していたが、それでも自身の代表作について、思うところはまだあるようだ。米Perezhiltonは、クリスチャンがベン・アフレック演じる新バットマンについて話した内容を掲載。「たとえそれがバットマンを辞める正しいタイミングと感じていても」やはり複雑な思いがあったことを、クリスチャンが告白している。

「他の誰かがバットマンを演じると聞いたとき、ただ立ち止まって、30分も何もない空間を見つめていたんだ」と、当時を振り返ったクリスチャン。「もう自分も40歳にもなる」としながらも、「他人がバットマンを演じることに、嫉妬した」のも事実だそう。このことについて、クリスチャンは「これまでで乗り越えておかなくちゃいけなかったと思う」と反省。結果、現在ではベンへアドバイスを送るまでになったそうだ。

「ベンと直接話したことはないけれど、ハードな撮影で学んだことを、アドバイスとしてメールしたよ。きっと彼は、ぼくがやってきたことを避けるため、できるすべてのことをしていると思う」

役作りのため、30キロもの減量を厭わないなど、俳優業に並々ならぬ情熱をそそぐクリスチャンだからこそ、自身が演じたバットマン役への執着もかなりのものだったのだろう。しかし大作を卒業し、新たなステップを踏み出した彼の助力のおかげで、ベンもまた素晴らしいバットマンを演じてくれるはずだ。