米ビルボードが2014年のストリーミングチャートを発表！ 今年もっとも聞かれた楽曲は…

米ビルボードが、2014年のストリーミングにおけるヒットチャートを発表。トップ5の顔ぶれは?

年の瀬が迫る中、音楽業界も2014年を総括しはじめている。12月4日には、オンライン上でミュージックビデオを公開するウェブサイト「VEVO」が、今年もっとも観られたミュージックビデオベスト10を発表。これに続いて米ビルボードは、音楽配信サービス　ストリーミングにおける、ヒットソングトップ5を発表した。MVランキングとの違いは?


ストリーミングを通し、今年もっとも聞かれた楽曲に選ばれたのは、ケイティ・ペリー(30)の「ダーク・ホース feat. ジューシー・J」。ケイティが昨年発売したアルバム「プリズム」より、シングルカットされた同曲は、結果的に同アルバムNo.1の人気曲になった様子。MV視聴数ランクでも、3位に登場している。

【動画】今年ストリーミングでもっとも聞かれた楽曲! ケイティ・ペリー「ダーク・ホース feat. ジューシー・J」



続いて第2位には、MVランクではトップだったラッパーのイギー・アゼリア(24)と、イギリス人ポップ歌手チャーリーXCX(22)が組んだ「ファンシー feat.チャーリーXCX」がランクイン。今年はアリアナ・グランデ(「プロブレム」)や、リタ・オラ(「ブラック・ウィドウ feat.リタ・オラ」)など、話題の同世代歌手とコラボが続き、大躍進を遂げたイギー。来年の活躍も楽しみだ。

【動画】人気急上昇中のふたりが組んだシングル! イギー・アゼリア「ファンシー feat.チャーリーXCX」



3位に登場したのは、ファレル・ウィリアムス(41)のシングル「ハッピー」。昨年11月に発売されたシングルだが、年内もヒットを続け見事トップ3入り。ビルボードによれば、今年、ソロ男性アーティストとして、週間シングルチャートのトップを獲得したのは、彼ひとりだけだとか。今年5月には来日を果たしているファレル。稀代のソングメーカーとしても注目される彼が作り出す“ハッピー”なサウンドに注目だ。

【動画】聞くとつい踊りだしたくなっちゃう!? ファレル・ウィリアムズ「ハッピー」



実力派シンガー　ジョン・レジェンド(35)のシングル「オール・オブ・ミー」は、4位としてランキングに登場。今年10月には、同曲のタイトルを冠した「ザ・オール・オブ・ミー・ツアー」にて、日本公演を敢行。ピアノを弾きながら愛を歌い上げるスタンダードなバラードは、多くの人々の支持を集めたようだ。

【動画】MVには昨年結婚した妻が出演! ジョン・レジェンド「オール・オブ・ミー」



5位にはディズニー映画「アナと雪の女王」より、イディナ・メンゼル(43)が歌う劇中歌「レット・イット・ゴー」が堂々のランクイン。日本でも映画の大ヒットに伴い、もはや老若男女で知らぬ人がいないほど、売れに売れた今年を代表する1曲だ。エルサ役として、同曲を歌唱したイディナ・メンゼルは、年末の紅白歌合戦(NHK)への中継出演に続き、来年6月には初の来日公演が決定。チケットは当然、完売必至?

【動画】このフレーズを誰もが口ずさんだ!? 映画「アナと雪の女王」より、「レット・イット・ゴー」



また、ビルボードは、同時にYouTube、Vevo、さらにフェイスブックやツイッターなど、各種SNSを通じ、今年もっともポピュラーだった歌手のリストを発表。トップに輝いたのは、ジャスティン・ビーバー(20)。自身名義の楽曲リリースがほぼないながらも安定のトップ獲得で、圧倒的な強さを見せつけた。以下のランキングは下記の通り。

【2014年SNSでもっともポピュラーだった歌手】
1位:ジャスティン・ビーバー
2位:マイリー・サイラス
3位:アリアナ・グランデ
4位:ケイティ・ペリー
5位:シャキーラ