ダンスは犯罪じゃない！ ニッキー・ミナージュ「アナコンダ」×【DANCE IS NOT A CRIME.】のビデオが公開

「自由に踊ろう」

そのコンセプトにピッタリで、超大胆セクシーなダンスで話題のニッキー・ミナージュの最新シングル「アナコンダ」にのせた、マネキン・ダンス・デュオ「FAR EAST MENTION MANNEQUINS(FEMM)」のダンス動画が公開された。

日本でダンスが規制されていることを周知し、自由な踊りを披露することでアクションを起こしていくという【DANCE IS NOT A CRIME.】の一環としての作品になっている。

「まずは自分が心地よく、そして楽しく踊ることが一番大事なの」と常々ダンスの魅力を語り、自身のシングル「アナコンダ」のミュージック・ビデオでも圧倒的にセクシーなダンスで、世界中をあっと言わせたニッキー・ミナージュ。

ニッキー・ミナージュの劇的にセクシーな曲「アナコンダ」とクールかつキュートな魅力が満載のFEMMのダンスの絶妙なマッチングが、日本のダンス・シーンの活性化に一役かって出た豪華コラボ・ビデオは必見。

【動画】ニッキー・ミナージュ「アナコンダ」x【DANCE IS NOT A CRIME.】


【動画】ニッキー・ミナージュ「アナコンダ」公式MV


デジタル配信
//hyperurl.co/NickiThePinkprint

オフィシャル・ページ
//www.universal-music.co.jp/nicki-minaj

DANCE IS NOT A CRIME
//dimension-point.jp/twerk/danceisnotacrime.php


【DANCE IS NOT A CRIME.】

この国では、ダンスが規制されている事をご存知ですか?

義務教育にダンスが取り入れられたこの国で、同じダンスが規制されています。正しくは『ダンスをさせること』が、風営法という法律で厳しく規制されているのです。そして、この矛盾に、国も気付き始めています。

風俗営業取締法 (通称:風営法)は、その名前の通り、風俗犯罪の予防を目的に、売春や賭博などを規制する法律として制定され、周囲に風紀上好ましくない影響を与えない為の営業場所の規制や、接客側の年齢の制限などを都道府県の施行条例で行えることを認めたものです。しかし、「ダンスホールが売買春の取引に使用されている」という見解から、ダンスホールが風俗営業とみなされ、『ダンスをさせること』が長らく規制の対象になってきました。クラブも風俗営業に指定され、営業時間や店内設備などが厳しく規制されたり、ダンス教室ですら、その規制対象になっているのです。

2014年には、無許可で客にダンスをさせたとして、風営法違反に問われた大阪の老舗クラブの経営者が逮捕されました。しかし裁判では、「客に性風俗を乱す享楽的なダンスをさせていたとするには合理的な疑いが残る」として無罪になりました。

このように、近年、風営法によるダンス規制への疑問・反発はますます高まりを見せ、ついに2014年10月、店の明るさの基準などをクリアすることを条件にクラブを規制対象外としたり、飲食を伴わないダンス営業であるダンス教室などを完全に対象外とする改正風営法案が閣議決定されました。が、先の衆議院解散により、改正案は廃案となってしまいました。

世界を変えるのは、いつも小さな一歩の集まりです。あなたのダンスが、日本のダンスを救います。こんな時こそ、自由に踊りませんか?