世界的大ヒット映画シリーズ「X-メン」がテレビドラマ化へ

大手マーベルコミックの人気映画シリーズ「X-メン」をテレビドラマ化する企画を、米FOX局が進めていることが明らかになった。

これはFOXエンターテイメントの社長ゲイリー・ニューマンが米TV Insiderの取材に対して明かしたもので、「X-メン」をテレビドラマ化するための交渉をマーベルとしているとのこと。

TVlineは、「X-メン」に登場するキャラクターの映像化の権利は20世紀フォックスが持っているものの、マーベル・エンタテインメントはウォルト・ディズニー・カンパニーに買収されていることから、FOX局のテレビシリーズ化は一筋縄ではいかないのではと報道。

しかし、ゲイリーは、「我々は慎重にことを進めているが、会議ではかなりの手ごたえを感じておりテレビシリーズ化できるだろうと楽観視している」とコメント。「放送は早くても2016年-17年になるだろう」とも語った。

「X-メン」は、遺伝子の突然変異により超人的パワーを持つミュータントたちが、人類に疎まれながら葛藤しつつ人間たちのために闘う姿を描いた物語。2000年に公開された「X-メン」を皮切りに、2003年に「X-MEN2」、2006年に「X-MEN: ファイナル ディシジョン」、2009年に「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」、2011年に「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」、2013年に「ウルヴァリン: SAMURAI」、そして昨年「X-MEN: フューチャー&パスト」が公開されている。

クリエイティブな面での調整も必要であり、実現はまだまだ先になりそうだが、着実に進みつつある「X-メン」のテレビドラマ企画。続報が待たれる。