ベネディクト・カンバーバッチ、実は「カンバーバッチ」が“珍苗字”すぎて、芸名でデビューしていた過去を告白

近年、目覚ましい躍進を遂げている俳優ベネディクト・カンバーバッチ(38)。確かな演技力もさることながら、その珍しい姓からまさしく“唯一無二”の存在感を発揮しているが、実は過去に芸名でデビューしていたことを明かした。

2010年から放送を開始した海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」の大ヒット以来、日本でも大きな人気を博し、いまやすっかり売れっ子俳優となったベネディクト。主演作「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」では、アカデミー賞主演男優賞部門にノミネートされ、すっかり名実ともに、人気俳優のひとりとなった。

しかしベネディクト本人が、“俳優ベネディクト・カンバーバッチ”が生まれなかった可能性があったことを告白。米Perezhiltonが伝えた。

「ベネディクト・カールトンとしてキャリアをスタートさせたんだ。(カールトンは)ぼくのミドルネームで、祖父の名前なんだよ。“カンバーバッチ”は風呂でおならしたみたいな響きだしね……イギリス風アクセントだと、もっとおかしくなっちゃうんだよ」

以前から、自身の“カンバーバッチ”という珍しい苗字を、しばしばネタにしてきたベネディクトだが、悩んだ時期もあったのか、そのために芸名を使用していた時期も少なからずあったのだという。いまやベネディクトファンが“カンバービッチ(Cumberbitches)”と呼ばれるまでに浸透している苗字だが、実は世に出ない可能性もあったようだ。

結局は、ベネディクトいわく「ぼくより利口な」エージェントから、「いい名前だよ」というアドバイスを受けたことにより、本名でキャリアを仕切りなおしたとのこと。その判断の正しさは、現在の人気ぶりが証明している。