アカデミー賞授賞式でのドレスが好評だったクロエ・グレース・モレッツ、ファッションポリスの辛辣コメントにも見事な切り返し

2月22日に行われたアカデミー賞で、映画「キック・アス」などで知られる米若手人気女優のクロエ・グレース・モレッツが、同じく若手人気俳優アンセル・エルゴートとともに、特殊効果賞のプレゼンターとして登場した。

ふたりは、クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」における特殊効果で受賞したポール・フランクリン、アンドリュー・ロックリー、イアン・ハンター、スコット・フィッシャーたち同映画の特殊効果チームを受賞者として発表する大役をつつがなく務めたが、ポケットのある「ミュウミュウ」(Miu Miu)のドレスで登場し、銀のイヤーカフも似合っていたクロエが、この夜一番可愛く見えた女優さんだったという声も多く聞かれた。

もっともすべてのひとたちがクロエのファッション選択に感心したわけでなく、米人気TVファッション批評番組「ファッションポリス」を率いる毒舌コメディエンヌのキャシー・グリフィンは、「クロエだとかいう名前の女の子がたったいま、うちの母が住んでいるシニア向け住宅にありそうな室内装飾布をまとって賞のプレゼンターをしていた!」とツイート。



しかし、これに対して、クロエもすぐさま反撃。「@キャシー・グリフィンへ。それで、お母上のマギーさん、彼女のカーテンをわたしが活用した仕方を気に入ってくれたかしたら?」と突っ込み返し。この勝負クロエの勝ちというのがもっぱらの評判だ。

昨年9月に急逝した人気コメンテーターのジョーン・リバーズの後を引き継ぎ「ファッションポリス」を率いるキャシーは、期待通りにクロエ以外にも遠慮なくスターたちのファッションを軒並みやり玉に。

ピーチ色の「タクーン」のドレスでレッドカーペットに登場したアナ・ケンドリックに対しては、「アナ・ケンドリック、そのドレスにだれかの駐車スペースを確保してあげているの?いや、思わずそう言っちゃけれど、ほんとあなたステキに見えるわよ」。



他にも、マシュー・マコノヒーや大胆なドレスを選んだ女優たちもキャシーの口撃の対象になっていた。

「マシュー・マコノヒーは、94歳になるうちの母親よりも、ギンギラでド派手のブレザーが好き!」と、キャシー。「それと、今夜は、下にほとんど何も着けていない素敵なドレスをたくさん見させてもらっているわ。長い夜、きれいな@コトネル(クリネックスのトイレットペーパー)を、みんなちゃんと用意してきているかな?」



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