ヒュー・ジャックマンが“生涯ウルヴァリン”宣言！ 「死ぬまでウルヴァリンを演じる努力を続けていきたい」

人気コミックを原作にした、映画「X-MEN」シリーズにて、主要キャラクターのひとり、ウルヴァリン役を14年にわたって演じてきたヒュー・ジャックマン(46)。自身の代名詞となった役柄だが、もはや添い遂げる勢い?　オスカー俳優に触発されて、「生涯ウルヴァリン」を宣言した。

ヒューは「Cigar Aficionado」誌のインタビューの中で、俳優マイケル・キートン(63)について言及。かつては映画「バッドマン」シリーズにて、ヒューと同じくスーパーヒーローを演じていたマイケルは、新作映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」にて、自身とかぶる“元ヒーロー”俳優の悲喜こもごもを演じ、アカデミー賞にノミネートされていた。彼から受けたインスピレーションについて、ヒューが語った内容を、米Perezhiltonが伝えた。

「妻に言ったんだ。“道義的に、ウルヴァリン役を降りるべきじゃない。ウルヴァリンを演じ続けられる方法を、死ぬまで模索し続けなくちゃ”ってね」

ウルヴァリンへの愛着を示す一方で、まさしく“人並み外れた”スーパーボディを持つ役柄を体現するためには、かなりの努力が必要であることを、これまで明らかにしてきたヒュー。現在の彼は46歳とまだまだ男盛りだが、今後、加齢によって、肉体美を保つためにはますます困難になりそうなところだが、ヒュー自身はどうとらえているのか?

「ぼくはいつだって、前の一作より、よりいいカラダでありたいんだ。停滞期なんて信じてないね」
「みんな、現状維持が目標だって言うよね。だけどぼくは、ナチュラルなサイクルは、自分自身を前進させることにも、後退させることにもつながるだと信じているんだよ。いつだってウルヴァリンを演じるときは、身体的にも気持ち的にもより前へ進もうとしているんだ」

一方で、もしほかのキャストがウルヴァリンを演じる日が訪れたとしても、「ありえることだから」と受け入れるつもりでいるそう。「ウルヴァリンが、もしキャスト変更されても構わないんだ。それはきっと、ぼくが伝説になったってことだからね」と前向きにとらえているのだという。