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米女性ラッパー アジーリア・バンクス、「アメリカの全てが嫌い」と母国を批判

2015年3月18日
アジーリア・バンクスアジーリア・バンクス
WENN.com
女性ラッパーのアジーリア・バンクス(23)が、「この国の全てが大嫌い」と母国であるアメリカを激しく非難している。

アジーリアはニューヨーク州ハーレムで育ったが、米国内で大きくなっただけで愛国心が育つわけではないようだ。米Playboy誌との最新インタビューでは、自分が毛嫌いすることに容赦なく怒りを爆発させた。

「この国の全てが大嫌い。デブで白人のアメリカ人とか」と彼女は同誌で怒りをぶちまけた。「アメリカの中央にはびこる、あの本当に太ったアメリカの肉みたいな連中は、人種差別主義者で保守的な、農場で暮らしている白人だわ。Kマートで働き、人種差別主義者のおばあさんがいるティーンエイジャーの娘たち、それこそ本当のアメリカよ」

アジーリアは2011年のデビュー曲「212」でブレイクして以来、歯に衣着せぬ言動で知られる。しかし行動を改めるどころか、自分の発言を訂正するつもりも全くないようだ。

「ええ、あたしは声がでかいし、荒っぽいことも言うわ。それに黒人で、不快な存在よ」とアジーリア。

「自分のことを説明してと頼まれることにもイライラする。『音楽活動に集中したらいいのに』と言われると頭にくるの。もし歌えなくなったらどうなるの? そしたらまた1人、イヤミな黒人のビッチが誕生するだけよ。本当にムカつくわ」

アジーリアにとって、人種は大きな問題であり、声を大にして主張すべきだと感じている。そしてその声が届くまでやめることはない。

「黒人にはこの国をつくった功績に対する補償が必要だし、もっとたくさんの名誉と尊敬に値するわ」と彼女は怒りを爆発させた。

© Cover Media/amanaimages
 
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