テイラー・スウィフトの“間違い文法”が試験問題に！ ところが引用にミスがあったことから、思わぬ事態に…

歌手テイラー・スウィフト(25)のヒット曲「フィフティーン」の歌詞が、“文法ミス”の実例として引用。ところが引用にミスがあったことで、事態は思わぬ展開に…?

テイラーとひと悶着あったのは、アメリカの教材製作会社「The Princeton Review(ザ・プリンストン・レビュー)」。米Perezhiltonによれば、彼らは教材の中で、ポップスの歌詞の中には、文法の悪例が多く見られると、テイラーをはじめ、ケイティ・ペリー(30)や、レディー・ガガ(28)ら、人気歌手の楽曲から実例を用いて説明していた。

ところが本来、「somebody tells you they love you / You’re gonna believe them」であるところを、プリンストン側は「somebody tells you they love you / You got to believe ’em」と引用ミス。ファンからこれを知らされたテイラーは、Tumblrにて「正しい歌詞じゃないわね」とコメント。「あなたたちには仕事があるはずよ、テストピープル」と、間違いを指摘する側が間違ってしまったことに、シニカルなコメントをしている。

これに対してプリンストン側は、自社のツイッターで謝罪。お詫びとして、テイラーのファンを彼女のコンサートに招待することを明らかにした。

Sorry @taylorswift13! We’ll make it up to you. Pick a #grammar lover fan. 2 tickets to a U.S. show on us! @people pic.twitter.com/xG9ABdsFuO

— The Princeton Review (@ThePrincetonRev) 2015, 3月 24

なお、同社の担当者は、「われわれはテイラー・スウィフトの、熱烈なファンであることをご理解いただきたい。改めて歌詞引用のミスを謝罪します。テイラーの指摘には感謝します」とした上で、「それでもテイラーの文法には、疑問が残る」と対応。テイラー自身も、「somebody」と単数形ではじめた文章を、「they/them」と複数形で受ける、ふしぎな文体には自覚があるようで、「私のことをどう責めてもいいけど、私の文法を攻撃するのはやめて」と、暗に間違いであったことを認めている。