ベラ・ソーン、歌手になるのは本望じゃなかった？ 「自分はオンチ」発言が話題に

昨秋、デビューEP「Jersey」をリリースした女優兼歌手のベラ・ソーンが、衝撃発言。最新インタビュー内で、「これまで一度も歌手になろうと思ったことはなかった」と答え、話題となっている。

現在17歳のベラは、米ディズニー・チャンネルのドラマ「シェキラ!」で、歌やダンスに情熱を燃やすシーシー役で出演し大ブレイク。同作終了後は、女優業と並行する形で、歌手業も行うなど、今後の活躍が大いに注目されている。

ベラは昨年、デビューアルバムをリリースする予定だったが、突如「EP」として売り出されることとなった。その理由について、ベラは最新インタビューの中で“実力不足”であると発言。プロ意識の高さを垣間見せている。

「どうしてアルバムを出さなかったかというと、私は歌手になりたいと思ったことが一度もないの。ディズニー・チャンネルの仕事をすることになったとき、はっきり言って私は音痴だった。『シェキラ!』のオーディションで、私は『歌えないし、踊れない。自分がなんでここにいるのか分からない』って感じだったわ」

「それから、ディズニーと一緒に歌の活動をやることになっって、私はハリウッド・レコードと契約を結んだわ。そして、彼らに私の声が良くならない限り、アルバムは出さないと伝えたの。だって、悪い音楽を出すなんてことは私の中ではあり得ないことだもの。私のパパは常に言っていたわ。『何かをやる以上は、しっかりやりなさい』って。やるなら、ベストを尽くさなきゃ」

ベラはアルバムをレコーディングした際、アルバムを出すには自分の実力は十分ではないと感じていたようだ。そして、アルバムからほとんどの曲をカットし、結果、EPとして出すこととなったという。

「アルバムを出すのに時間がかかった理由は、番組に出ていたときの私の声が良いものとは言えなかったから。『発売するなんてありえない!』って感じだったわ。結局、あとで出すことになった。番組を終えた頃、すでに曲は撮り終えていたんだけど、私の声ってば若すぎて、2歳の子が歌ったみたいになっていた」

「もう一回、再レコーディングさせてくれないかお願いしたんだけど、『ダメだ。そんな予算はないから』って言われたの。だから結局、アルバムから8、9曲カットして、EPとして作り変えることになったの」