「アベンジャーズ」クリス・エヴァンス＆ジェレミー・レナー、ブラック・ウィドウを「尻軽」「娼婦」呼ばわりしたことを謝罪

人気映画シリーズの最新作「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の全米公開が目前に迫り、キャストたちはプロモーションに大忙し。しかし軽率な発言から、キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンス(33)と、ホーク・アイ役ジェレミー・レナー(44)が公式謝罪を行う事態となった。

問題となったのは、「Digital Spy」によるインタビューの中で、クリスとジェレミーが行った、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン演)への発言。これまでキャプテン・アメリカや、ホーク・アイと“いい感じ”だった上に、新作でもとあるキャラクターとのロマンスをにおわせる彼女に関する質問を受けると、ジェレミーは「彼女は尻軽だよ」と一言。これにクリスも「完全に娼婦だよ」と、笑いながら続けている。

決して真剣なやり取りではなかったが、これに対しファンは憤慨。米Zap2itによると、汚い言葉を使ったクリスとジェレミーに対し、「ブラック・ウィドウに謝罪すべき」、「ふたりの男性が、女性を尻軽やら娼婦と呼ぶことは性差別的」、「(実在しない)キャラクターに対してだとしても、許されない」といった批判の声が見られた。

これを受け、クリスとジェレミーはそれぞれ公式に、謝罪声明を発表した。

「昨日、私たちはブラック・ウィドウがホーク・アイとキャプテン・アメリカ、ふたりと関係したがっているというウワサに関する質問を受けました。これに対し、われわれは非常に子どもじみた、攻撃的な言葉で答えてしまった。一部のファンの怒りを買うのも当然のことです。私は(発言を)悔やむとともに、心から謝罪します」(クリス・エヴァンス)

「フィクションのキャラクターに対する、こんな趣味の悪いジョークで、誰かを傷つけてしまったことを、申し訳なく思います。いずれの意味でも、真剣なものではなかった。ただ消耗し、飽き飽きするようなプレスツアーの中で、ウケをねらっただけなんだ」(ジェレミー・レナー)

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」は、全米にて5月1日から公開。日本では7月4日より、全国公開される予定だ。

【動画】問題のインタビュー映像 ジェレミーとクリスの問題発言は14秒ごろから