「グレイズ・アナトミー」パトリック・デンプシーが番組から降板[ネタバレ]

※この記事には「グレイズ・アナトミー」シーズン11のネタバレが含まれています。




米人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」にシーズン1から出演してきたパトリック・デンプシーが、同番組から降板した。

シーズン1より脳神経外科医デレク・シェパード役で同作に出演してきたパトリック。昨年1月にシーズン12までの出演契約を結んだが、つい先日、パトリックのワガママな態度がクリエイターの怒りを買い、現在放送中の同作シーズン11を最後に番組を降板するのではないかとのウワサが伝えられた。

多くの視聴者が動向に注目するなか、現地時間4月23日のエピソード「How to Save a Life(原題)」で、パトリック演じるデレクの死が放映された。

残り1年の出演契約を残しながらも番組を去ることとなったパトリック。米Entertainment Weeklyに対し、今回の展開は突然のことであったが、自然に起こったことであり、結果に不満はないと明かしている。

「2月か3月だ。本当にあっという間の出来事だった」

(驚いたかとの問いに対し)「いや、それほど。物語が展開するにあたり、自然な流れだった。僕はそうかって感じだったよ。タイミング的にもぴったりだと思った」

パトリックにとって撮影最後の日は、普段の仕事日となんら変わりはなかったという。しかし、今もなお今回の降板について気持ちの整理をしている最中であるという。

「みんな彼(デレク)にはいなくなってほしくないと思っている。彼は10年以上ファンと一緒に歩みを進めてきた。だけど、話は続けなくてはいけないし、新たに展開していくものなんだ」と自身の降板について語った。

また同作クリエイターのションダ・ライムズもこの件について声明を発表。「デレク・シェパードは今も、そしてこれからも、メレディスや私、そしてファンにとって素晴らしく重要な登場人物であり続けるでしょう。まさか別れを言うことになるとは予想していませんでした。(中略)今、メレディスや同作のファミリーは、メレディスの新たな人生の新章に向かうにあたり、未知の領域に入り込もうとしています。この先何が起こるか、それはたくさんの可能性で満ち溢れています。エリス・グレイならこう言ったでしょう。『回転木馬は決して止まらない』と」