デミ・ロヴァートをサポートし続けていたのは恋人ウィルマーだけじゃなかった！ デミの命を救ったもう一人の男性とは？

米人気歌手デミ・ロヴァートが、自身をサポートし続けてくれている、ある男性にSNSを通じて感謝のメッセージを贈った。

幼い頃にショービズ界入りしたデミは、2008年に米ディズニー・チャンネルで放送されたTV映画「キャンプ・ロック」のミッチー役でブレイク。その後、同局で放送された海外ドラマ「サニー with チャンス」で主役を務めることとなったが、2010年冬「精神的・身体的問題」を理由にリハビリ施設に緊急入院。そのことを機に同作から降板することを発表した。

退院後は、インタビューなどを通じてアルコール・薬物乱用や摂食障害、双極性障害、自傷症を患っていたことを明かしていたデミ。当時は「30分以上コカインなしではいられなかった」という彼女だが、現在では依存症を克服。つい先日には、アルコールやドラッグなしの状態で過ごせているのは、恋人ウィルマー・バルデラマや、友人、家族、ファンの存在があったからこそだと語っていた。

壮絶な過去を乗り越え、歌手業に力を注いでいるデミは、近頃「キャンプ・ロック」で共演したニック・ジョナスと共同でレコードレーベルを設立したことを発表。同レーベルの設立には、友人ニックほか、彼女をデビュー時から支え続けている名マネージャー、フィル・マッキンタイアも関わっている。

26日、自身のインスタグラムにフィルとのツーショットを公開したデミは、同氏が自分にとってどれほどまでに大切な存在なのかを説明。「自分の命を救ってくれた一人」と綴っている。

Demi Lovatoさん(@ddlovato)が投稿した写真 - 2015 5月 26 9:04午後 PDT

「15歳で私のキャリアが大きく動き出したときから、この男性は私を信じてくれるだけじゃなくて、私をシラフにさせるためにいっぱい戦ってくれたの。たくさんの人が私のことを見限ったけど、彼はそうじゃなかった。彼は自己破壊していく私を見て、君のことがとても心配だって言ってくれたの。それでも飲酒をする私に彼は最後のチャンスをくれたわ。シラフになれば君のそばに留まるよ、そうじゃなければ立ち去るとね」

「彼はたくさん心配してくれたわ。私がよくなることには一切目もくれず、私が負のスパイラルにいる間も金儲けし続けた、この業界の人たちに代わってね。フィルは、マネージャーとしてだけでなく、私を本当に気にかけてくれる人で、私の人生においてとっても大切な人なの」

アーティストとしてのデミだけではなく、一人の人間として彼女と真摯に向き合ってきたマッキンタイア氏。最高のビジネスパートナーのサポートを受けながら、デミはこれからも歌手として大いに活躍していくことだろう。