マライア・キャリー、「アメリカン・アイドル」出演は「人生最悪の出来事だった」

人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のシーズン12にて、審査員を務めていた歌手のマライア・キャリー(45)。本人にとって当時のことは、いまや思い出したくもない出来事に?　古巣を遠慮なくこき下ろすマライアのインタビューが話題となっている。

オーストラリアのラジオ番組に出演したマライアは、「アメアイ」を「すごくつまらない、まったくの嘘っぱち」番組だとバッサリ切った。「申し訳ないけれど」と前置きしながらも、番組での体験を赤裸々に語った。TVGuideが伝えている。

「ごめんなさい、でも私は思うの。あの番組が嘘っぱちだと思うのは、なんていうか、誰かについて適当にでっち上げた内容を、しゃべらなきゃならないからよ」

また、マライアの番組出演当時は、一緒に審査員を務めたニッキー・ミナージュ(32)と彼女のバトルが大きな話題に。しかしマライアとしては、これもお気に召さなかったようだ。

「ふたりの女性を対立させるなんて、クールじゃないわ。候補者の代わりに、ありもしない争いに注目するなんて、まったくバカげてる。二度と巻き込まれたくないわね」

先日、来期シーズン15にて、番組を終了させることを発表した「アメリカン・アイドル」だが、再出演の可能性を問われたマライアは、「死んでもイヤ!」と拒絶。取り付く島もないようだ。

「絶対にありえないわ。番組出演は、私の人生で最悪の出来事だった。もうあんなのには関わりたくない。言わせてもらえば、番組側は、ジャッジがショーを通していい経験ができるかなんて、気にしちゃいないのよ」

マライアがたった1シーズンで、「アメリカン・アイドル」からの降板を決断したことにも、もはや納得。マライアに番組フィナーレに花を添えるつもりは、さらさらないようだ。