「Roseanne」ジョン・グッドマンが注目のTV映画に出演

米ABCネットワークで1988年から1997年放送の大ヒット・コメディ「Roseanne」でダン・コナー役を演じたジョン・グッドマンが、注目のTV映画に出演することが明らかになった。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、ジョンがHBOチャンネルで放送される病理学者ジャック・カボーキアンの伝記映画「You Don’t Know Jack」への出演を契約。末期がん患者の安楽死を推進し、130人もの自殺を手助けしたとして有罪判決を受け、8年の服役を経て現在仮釈放中である、ドクター・デス(死神医師)ことジャックの伝記本「Between the Dying and the Dead: Dr. Jack Kevorkian’s Life and the Battle to Legalize Euthanasia」をもとに制作されるとのことで、ジョンは「ジャックの唱える安楽死に賛同する」1961年来の友人で同僚、ニコル役を演じるという。

ジャック役には大御所俳優であるアル・パチーノがキャスティングされている。

また、ハリウッド女優のスーザン・サランドンも選択肢としての安楽死を支持する「にがよもぎ協会」の活動家ジャネット・グッド役として出演することが決定しており、「ホミサイド殺人捜査課」のバリー・レヴィンソンが監督を務めるとのことだ。

アメリカで社会現象となったメガヒット・コメディ「Roseanne」で包容力のある夫ダンを演じ大ブレイクしたジョンは、7年連続してエミー賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞を獲得するなど喜劇俳優として高く評価されるようになった。その後は「フリントストーン/モダン石器時代」など映画や「カーズ」などアニメ映画の声優として活躍する傍ら「ザ・ホワイトハウス」などの人気ドラマにも出演。「フレンズ」のマシュー・ペリー主演のコメディ「Studio 60 on the Sunset Strip」ではエミー賞コメディ部門ゲスト男優賞を受賞し話題をよんだ。
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