ダニエル・ラドクリフ、「ハリー・ポッター」スピンオフ作品への出演の可能性は？

英俳優のダニエル・ラドクリフが、「幻の動物とその生息地」の映画版にハリーは登場しないと明かした。

ダニエルはJ・K・ローリングの同名小説を原作とした「ハリー・ポッター」シリーズで世界的な人気俳優となった。しかし、ローリングによるスピンオフ小説「幻の動物とその生息地」の映画版の制作が始まっている中、ダニエルはハリーが同作でカメオ出演する可能性について事実を明らかにした。

「いまだに『もう続編はないの?』とよく聞かれる。僕の答えは『実はあるよ』なんだ」とダニエルは米情報番組 「Entertainment Tonight」に語っている。「でも僕は出ないけどね」

劇場版の「Fantastic Beasts and Where to Find Them(原題)」はニューヨークを舞台に、エディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーが、魔女や魔法使いがいる地域を冒険するというストーリー。ハリーたちが登場する物語の70年前に設定されているという。

またダニエルは同じインタビューで、同作に出演しないと言うと、ファンが同情的な目を向けてくることが多いとも明かした。しかしダニエルには何の不安もないようだ。

「みんな『あ、ごめんなさい』みたいな顔をするけど、僕に言わせれば『過去が舞台なんだ。心配しなくていいよ』だけどね!」とダニエルは笑った。

ダニエルは先週末までカリフォルニア州サンディエゴで開かれていた全米最大規模のコミックイベント「サンディエゴ・コミコン」に登場。ジェームズ・マカヴォイと共演する最新作「Victor Frankenstein(原題)」のプロモーションの一環として参加していた。

ダニエルは「ハリー・ポッター」シリーズの後も幅広い役を演じているが、いまだにメガネをかけた魔法使いの少年のイメージが強く残っている。しかし_2011年に最終作が公開された同シリーズについて繰り返し質問されるのは歓迎だと力説した。

「話すのが気になるなら、とっくに頭がおかしくなっているよ」とダニエルは話している。

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