テイラー・スウィフトとニッキー・ミナージュが、VMAをめぐってファイト！？ 「モデル体型を祝福すれば、ノミネートされるのよ」という皮肉にテイラーは…

テイラー・スウィフト(25)とニッキー・ミナージュ(32)、仲が良かったはずのふたりが、MTV主催の音楽賞「MTV Video Music Awards」のノミネーションをめぐって、ツイッターでファイト?　いったい何が起きているのだろうか。

現地時間7月21日、今年の「VMA」のノミネーションが発表された。アワードにとってのハイライトである「最優秀ビデオ賞」部門には、テイラー(「バッド・ブラッド」)とビヨンセ(「7/11」)がノミネートを果たしているが、ニッキーとしてはこの結果に、思うところがあった様子。ツイッターでチクリと毒を吐いている。

「もしあなたのビデオが超スリムなボディを祝福していたら、あなたは最優秀ビデオ部門にノミネートされるわ」

ニッキーの言葉通り、テイラー、ビヨンセのミュージックビデオには、本人らを含め、スリムでセクシーなスタイル抜群の女性が数多く出演。いわゆる“モデル体型”の女子ばかりが脚光を浴びることに、彼女らとは一味違うダイナマイトボディが持ち味のニッキーは、一言言いたかったのだろうか。


テイラーはニッキーのこの投稿に対して、ツイッターで返答。「私はあなたを愛して、応援することしかしていないわ。女性同士を争わせるなんて、あなたらしくない。もしかしたら男性の誰かが、あなたをそうさせたのかも」と、ニッキーをいさめるような投稿をしている。ここからふたりのやり取りは、以下のように展開している。

「え?　あなた、私のツイートを絶対に読んでないでしょ。あなたについては、何も言ってないわよ。あなたと同じくらい、私もあなたが大好きよ。だけど話し合いをすべきね」(ニッキー)

「もし私が受賞したら、私と一緒にステージへ上がって!　あなたは私のどんなステージにだって、招待されているのよ」(テイラー)

少々不穏なやり取りを、米TMZは「VMAをめぐるバッド・ブラッド」と、テイラーが友人(ケイティ・ペリーと言われている)との確執を歌った楽曲になぞらえて報道している。

ニッキーはこれ以外にも、自作「アナコンダ」が、最優秀振付賞部門のノミネートを逃したことに、いささか不満があるようで、「もし私が違った“種類の”アーティストなら、『アナコンダ』は振付賞はもちろん、最優秀ビデオ賞にもノミネートされていたんでしょうね」とぶっちゃけ。「記録を作ったり、文化にインパクトを与えるビデオを作る“他の”女の子たちが、ノミネートされるのよ」と、同部門にノミネートされているテイラーやビヨンセに対して、皮肉とも取れる発言を繰り返している。

【動画】テイラー・スウィフト「バッド・ブラッド」


【動画】ビヨンセ「7/11」


【動画】ニッキー・ミナージュ「アナコンダ」