「ビバヒル」「チャームド」シャナン・ドハーティ、乳がんで治療中 元マネジメント会社に非があるとして訴訟を起こす

「ビバリーヒルズ高校白書」や「チャームド～魔女3姉妹～」への出演で知られる米女優シャナン・ドハーティが乳がんを患っていることがわかった。

米Hollywood Reporter誌によると、ドハーティは今年3月に浸潤性乳がんの診断を受け、現在治療中だという。加えて、保険未加入時期にがんが進行したと、ドハーティが最近起こした訴訟の裁判所文書を引用し伝えている。

同文書によると、ドハーティは元マネジメント会社Tanner Mainstainを相手取り訴訟を起こしており、同会社がドハーティの保険の掛け金を支払わなかったために、保険が失効し、適切な診療を受けられなかったと訴えている。

「2013年11月、映画俳優組合はTanner Mainstainに、原告側(ドハーティ)の2014年分の保険料の請求書を送ったが、被告側(Tanner Mainstain)は原告に知らせることなく、保険料の支払いを無視し、原告との関係を打ち切った」

元マネジメント会社と関係を断ったドハーティは、新たに2015年分をカバーする保険に加入。その後、通院した際に、がんの診断を受けた。

また訴状によると、原告は「保険に加入しており、通院できていれば、がんの進行は抑えられた可能性がある。それに伴い、原告が乗り越えねばならない(乳腺切除や化学療法を含む)治療の必要性を未然に防ぐことができた」可能性もあったようで、保険に加入していなかったばかりに、がんの進行を防ぎきれなかったとしている。

さらにドハーティは訴状で、同マネジメント会社を強く非難。「習慣的にクライアントをだまし、偽の取引を行い、不正行為や不作為を隠し通している。同会社は出資金詐欺をおこなっている」と述べている。

また、ドハーティの夫でフォトグラファーのカート・イスワリエンコも会計事務所を相手取り、夫婦の資産を間違って運用していたと訴訟を起こしている。