「ワン・ダイレクション」生みの親、サイモン・コーウェルが激白！「１Ｄは働きすぎていた」

来春から活動休止に入ることが報じられている英大人気ボーイズ・バンド「ワン・ダイレクション」の生みの父、サイモン・コーウェル(55)が、「ワン・ダイレクション」のメンバーたちは働きすぎだったと認めた。さらに、今後の「ワン・ダイレクション」の行く末についても語っている。

英オーディション番組「Xファクター」で審査員を務めているサイモン。2010年に、「ワン・ダイレクション」メンバーたちを発掘し、現在の大人気ボーイズ・バンドに成長させた張本人だ。

「Xファクター」第12シリーズの発表会に登場したサイモンは、メンバーたちがこの5年間働き過ぎだったと認め、長期休暇をとるに値すると考えていることを明かした。

「彼らは若いのに、へとへとに疲れてしまうような忙しいスケジュールで働いていて、しばらくしたら消耗しきってしまっていたんだよ。そこで、彼らに『この状況をどう思うか』って聞かれたから、『君たちがやりたいようにしなさい』って言ったんだ。1年間休養をとることは健康的なことだと思う」

3年後に「ワン・ダイレクション」がどうなっているかを聞かれたサイモンは、こう返答した。「うまくいけば、ソロもしながらグループにいると思う。これは僕の希望だけど、彼らが何をしても尊重しなくてはいけないよ。彼らはよく働いたから、休養するべきだ。休止期間は良い時間になると思うよ」

サイモンによれば、「1D」のキャリア形成について、これまで口を出したことはなかったという。そして今後も、彼ら自身の判断に任せるようだ。

「1年間の活動休止についてずっと話し合ってきた。これで終わりなんだって思ったよ。ぼくにはこれが『ワン・ダイレクション』の終わりなのかどうかはわからないんだ。彼らのキャリアに関しては、いつも『君たちの判断に任せる』って言って今までやってきたし、やろうとしてきた」

また、「ワン・ダイレクション」がまた戻ってくるのかについての質問がなされると、サイモンは次のように語った。

「難しい問題だね。ぼくたちは素晴らしい関係だし、彼らは素晴らしい子たちだ。いつも支えになろうとしているけど、彼らがやりたくないことを強制させたりはしないし、彼らには休憩する時間が必要だ」

なお、メンバーのナイル・ホーラン(21)、ルイ・トムリンソン(23)はツイッターを通して、解散を否定している。1年間しっかりと休養をとり、2016年にメンバー全員が揃った姿を見せてくれることに期待だ。