「グレイズ・アナトミー」エレン・ポンピオ、１人では主役が務まらないと思われることに怒り心頭「私にだって自尊心はあるんだから！」[ネタバレ]

※この記事には「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」シーズン11のネタバレが含まれています。

「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」で主人公メレディス・グレイを演じる女優エレン・ポンピオ(45)が、降板したパトリック・デンプシーなくして番組を引っ張っていけないのではないかと思われていることに対して不満を明かした。米Entertainment Weeklyが伝えている。

今月24日から全米でシーズン12の放送が開始する「グレイズ・アナトミー」。シーズン11では、主要キャスト、パトリック・デンプシーが降板し、彼が演じるデレク・シェパードは自動車事故で死去するという衝撃の展開を迎えた。高い人気を誇るキャラクターの死に、ファンからは悲しみの声が上がり、デレク・シェパードの復活を求める署名活動では10万人以上の署名が集まったという。

そのような状況を不満を感じているのがエレン・ポンピオ。ポンピオはEntertainment Weeklyに対して、デレク・シェパードがいなくなった今、メレディス・グレイだけでは番組の人気が維持できないのではないかと思われていることに腹を立てているようだ。

「正直に言うけど、(今の状況は)自尊心が本当に傷つけられる思いだわ。そうよ、誰しも自尊心は持っているんだから!」

「グレイズ・アナトミー」のクリエイター、ションダ・ライムズは米ABC局で「グレイズ・アナトミー」のほか、「スキャンダル 託された秘密」と「殺人を無罪にする方法」を制作している。「スキャンダル」ではケリー・ワシントンが、「殺人を無罪にする方法」ではヴィオラ・デイヴィスが番組を牽引しているのを引き合いに、ポンピオは次のように話している。

「アナリーズ・キーティング(演:ヴィオラ・デイヴィス)やオリヴィア・ポープ(演:ケリー・ワシントン)は1人で番組を支えられるのに、メレディス・グレイには誰かが必要みたいね。どうして私はアナリーズやオリヴィアみたいに1人で番組の主役になれないの?　どうしてポスターに私1人じゃ写れないの?」

デレク・シェパードの人気の高さは否定できないが、「グレイズ・アナトミー」はメレディス・グレイなくして始まらなかっただろう。その意味でもエレン・ポンピオは番組を大いに支えているといえそうだが果たして・・

「グレイズ・アナトミー」シーズン11はWOWOWにて現在放送中。