トム・クルーズ、親友デヴィッド・ベッカムが映画スターになる夢の実現をアシスト中！？

俳優のトム・クルーズ(53)が、親友で元イングランド代表キャプテンのデヴィッド・ベッカム(40)が役者になる「夢を実現」するのを後押ししているという。

「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作「ローグ・ネイション」が大ヒットしたトムは、30年間にわたって映画業界で活躍してきた。デヴィッドがハリウッドに進出を考えていると伝えられる中、トムはその演技指導を買って出ているようだ。

「デヴィッドは数年前からこっそりトムにアドバイスしてもらっている」とある事情通が英Daily Star紙に語っている。「トムはデヴィッドのことを、誠実で信頼できる友人だと考えていて、その夢の実現をアシストしたいと思っている。デヴィッドの容姿がスクリーンで映え、そのカリスマ性が映画でも役に立つと感じているんだ」

デヴィッドはガイ・リッチー監督の次回作「Knights of the Roundtable: King Arthur(原題)」にセリフのある役で出演することが決まっており、同作は来年に公開される。しかし4児の父でもあるデヴィッドは当初、スポーツ界から映画界への転身をためらっていたとも言われていた。

「最初は抵抗したが、時間が経つうちに演技に慣れていった」と事情通は続けている。「トムはセリフの覚え方や役者同士の話し方についてアドバイスしている。まだ役者のイロハを学び始めたばかりだが、まずベックス(デヴィッド)が経験を積むことが大事だ」

またデヴィッドは以前、いつかジェームズ・ボンドを演じるのが夢だと伝えられたこともある。トムは友人が目標を達成するために最大限の助力を惜しまないようだ。

「トムは『ミッション:インポッシブル』シリーズに出演してきたこともあり、スパイを演じるのに必要なアドバイスを知り尽くしている」と事情通はつけ加えた。「ハリウッドの大物とコネがあることも、ベックスがチャンスを獲得する手助けとなっている」

かつてはヴィニー・ジョーンズやエリック・カントナらサッカーの名選手が俳優に転身した例もあるが、デヴィッドはフィールドでの成功がスクリーンでも通用する保証はないと分かっている。

「大勢のスポーツマンや有名人が役者に挑戦して失敗したことはよく分かっているつもりだよ」とデヴィッドは以前、英The Times紙に語ったことがある。「すぐれた技術と強い自制心を必要とする、困難な職業だと分かっているし、あまり急いで前に進むつもりはない」

© Cover Media/amanaimages