クリステン・スチュワート、新作「Equals」の撮影を通して”失恋で負った深い傷”が癒えたと告白

人気ヴァンパイア映画シリーズ「トワイライト」のヒロイン役で知られるクリステン・スチュワートが、ロバート・パティンソンとの破局後に出演した新作映画「Equals」の撮影と、共演者のニコラス・ホルトに、失恋の痛手を癒してもらったことを明らかにした。

クリステンは世界的に大ヒットした映画シリーズ「トワイライト」で共演したロバートと実生活でも恋におち2009年に交際を開始。お似合いのカップルとして人気を集めていたが、2012年にクリステンが浮気したことがバレてしまい破局。

復縁を試みていると噂された時期もあったが、ロバートはFKAツイッグスと交際を始め、完全に縁が切れてしまった。クリステンの方も「Equals」で共演したニコラスとのロマンスや、パーソナル・アシスタントの女性とレズ交際しているという噂が流れている。

「Equals」プロモーションのために、米The Daily Beastのインタビューを受けたクリステンは、ロバートとの別れについて、「凄まじい痛みを伴うものだった。死ぬかと思うほど打ちのめされたわ」と率直に告白。

「Equals」で共演したニコラスもジェニファー・ローレンスと破局した直後の出演だったため、「似たような経験をしたわたしたちにとって、この時期に、この作品に出演できたことは、タイミング的によかったと思ってる。わたしの友達みんなががわたしのような目にあっているわけじゃないし。どちらかといえば若い頃にこういうことを経験する人は少ないしね」と言い、失恋したセレブ同士で、撮影はとてもうまくいったと明かした。

「Equals」は、感情も愛もない穏やかな種族へと進化した人類が暮らす未来が舞台の映画。平和な世界だったが、「感情が復活してしまう」という病が流行だし、これにクリステンとニコラス演じる主人公が感染。ひかれあうようになるという展開になる。

クリステンは、失恋したばかりのニコラスと彼女にとって、この作品に出演することは「セラピー的な効果があった」と分析。

「わたしたちは似たような経験をしてきたことにより、”似てるね”、”同類だね”って気持ちになった。でもそれを仕事に利用することは、考えてみれば恐ろしいことよね」

「一体、どうすればいいのかしら?なにがあったかを振り返る?それとも元の状態に戻ってみる?普通、人はそんなことはせずに、みんな前に進むものだけど、ね」

「でも、せめてこの経験をなにかよいことに役立たせることができるかもしれないと思ったの」と戸惑いつつもポジティブに撮影に挑んだことを明かした。

日本で撮影が行われたことでも話題を集めている「Equals」は、アメリカで年末に一般公開される予定。