「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー」アシュトン・アーウィン、うつ病を告白

昨年、デビュー・シングル「シー・ルックス・ソー・パーフェクト」が世界中で大ヒットした、オーストラリア出身の人気バンド、「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー」のドラマー、アシュトン・アーウィンが、ツアーの真っ最中に不安性うつ病に見舞われていたことを改めて告白した。

21歳になるアシュトンは、豪紙デイリー・テレグラフのインタビューで、今年5月から9月までの5ヶ月間に世界各国で開催した「Rock Out With Your Socks Out」ツアーの最中に不安性うつ病に見舞われ苦しんだと語った。

「ルークに言ったなんだ。ファックなほどうつだ。こんなファックなこと、やってらんない。5ヶ月間もツアーして、車輪が3つだけになっちまったスーツケースに全てを詰め込み生活してんだぜって」と語り、リード・ボーカルのルーク・ヘミングズに苛立ち落ち込む気持ちをぶつけ、受け止めてもらったことで乗り越えたと説明した。

アシュトンは6月に受けた豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドの取材でも、「ずっと不安性うつ病を患ってきている」と告白。8月にはTwitterで、「頭の中が不安とうつで渦巻く日もあるけど!そんな日は、深呼吸をして、人生における素晴らしいこと全てに集中するようにしよう!」「一人なんかじゃない!小さなシンプルなものに人生の素晴らしいことを見つけることができるんだよ。ちょっと考えてみればいいんだ」とツイートしており、ファンから応援する声が殺到した。

「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー」のギタリスト、マイケル・クリフォードも、精神的にブレイクダウンしたことを告白している。8月に米ミシガンで開催されたコンサートで、メンタルな問題を抱えていたため、セラピストの治療を受けていたことを激白したのだ。

一気に世界中で大ブレイクしたため、多忙なスケジュールやプレッシャーから精神的に安定しない日も多いアシュトン。メンバーの支えにより、辛い日々も乗り越えているようだ。