ワン・ダイレクション、ゼイン脱退後は「強くなれた」

4人組となったワン・ダイレクションが、11月13日にニューアルバム「Made In The A.M.」をリリースする。ゼイン・マリク脱退後初となるアルバム制作は、以前とどのように変わったのだろうか。

「もちろん1人少ないわけだから、明らかに今までとはプロセスが違ったよ。でも同時に、曲作りという意味では何も変わらなかった」とメンバーのハリー・スタイルズはデジタルマガジン「Coup de Main」に語った。

「過去5年間、僕らの目的は変わっていない。それはできる限り最高のアルバムを作ることであって、どんな意味でも全く変わっていないんだ」

「全員が同じ意見だったと思うよ。僕らはがんばって誇りに思えるような作品を作りたいと思っていた。幸運なことに、それは実現できたと感じている」と彼は加えた。

「さまざまなことにおいて、全員が同じゴールに向かっていることに気づけたから、僕らは以前よりもずっと強くなれた。今作を最高のアルバムにしたいという気持ちを共有できて良かったと思っている。結果には非常に満足しているし、最高の作品ができたよ」

アルバムをリリースし、ツアーを終了した後、4人組は活動休止に入る。それ以降については、まだ考えていないそうだ。

「しばらく休みを取って、友だちや家族と過ごすことになると思う。とても楽しみだよ」とハリーは語った。

「今はツアーを最後までやり遂げることに集中している。そしてもちろん、今の僕たちにとっては、アルバムのリリースが最も重要なこと。正直言って、そこから1ヶ月先のことは考えていないよ。その先に目を向けるのは難しいことなんだ」

ワン・ダイレクションは10月25日(イタリア時間)にMTVヨーロッパが発表した欧州最大級の音楽授賞式「2015 MTV EMA」にて、最優秀ポップ賞を受賞した。

(MTV News)