ジャスティン・ビーバー、もう1人のジャスティンに共感

「What Do You Mean?」や「Sorry」といった新曲で、大人の魅力を感じさせるジャスティン・ビーバー。10代でデビューした自身のキャリアを、とある人物のそれと重ねて考えているようだ。

現在21歳のビーバーは10月27日、英BBC Radio 1に出演し、「ジャスティン・ティンバーレイクを見てよ。彼はインシンクのメンバーだった。もちろん素晴らしいサウンドだったけど、同時に若かったよね。ティーンエイジャー向けだった」と語った。

「彼は『SexyBack』あたりから変わっていったと思う。自分の感情ややりたかったことに対して、ユニークな何かを見つけたんだろうね。アーティストが自分のスタイルを確立し、好きなことや嫌いなことを見つけていくのには、それなりの時間がかかると思うんだ」と彼は説明した。

ビーバーが音楽的なお手本としてティンバーレイクの名前を挙げたのは、今回が初めてではない。2011年のMTV Newsによるインタビューでは、ティンバーレイクのアルバム「FutureSex/LoveSounds」が、自身のアルバム「Believe」のインスピレーションとなったことを明かしていた。

「僕はみんながあまり聴き慣れていないような、新しいサウンドを作ろうと思っているんだ。最初は変な感じに聴こえるかもしれないけど、きっとジャスティン・ティンバーレイクが『FutureSex/LoveSounds』を作った時のようになるよ。アコースティックギターとハードなドラムの新しいサウンドだったよね」と彼は説明した。

一方、ビーバーはBBCに対し、ニューアルバムのタイトル「Purpose」の由来を明かしている。「タイトルを『Purpose』にした理由は、少しの間、目的(purpose)を失ったような気分だったから」とビーバーは述べた。

「そして、再び自分の目的を見つけたような気がしている。どれだけ自分自身から遠い場所にいるような気がしても、目的がないような気がしても、自分の目的が何なのか分からなくても、目的を失ったような気がしても、いつだって再び目的を見つけることはできるんだ、というメッセージなのかもね」

ニューアルバム「Purpose」は11月13日に世界同時リリースされる。

(MTV News)