ワン・ダイレクション、4人になってから初のアルバムは「最高傑作」と明言！ 「ゼインの脱退で結束を学んだよ」

今年3月に、結成メンバーのゼイン・マリク(22)の脱退という試練を経験した「ワン・ダイレクション」が、いよいよ新アルバム「メイド・イン・ザ・A.M」を発売する。ゼイン脱退後、初となる作品だが、本人たちは「最高傑作」としているようだ。

メンバーのハリー・スタイルズ(21)は、Peopleのインタビューに対し、「完成した作品を聞いたとき、以前の声はそこになかった。明らかに違うものだった」と、今作がこれまでリリースしてきた作品とは異なることを認めている。その一方で、「自分たちが感じたままに作っていけば、最高のものになる」と、アルバム製作に取り組んだそう。その結果、「ぼくらは本当に成し遂げたって思えることを、誇りに思うよ」と、今作に対する自信を明らかにした。

とはいえ同じくメンバーのナイル・ホーラン(22)は、ゼイン抜きでの「ワン・ダイレクション」を形作ることは、決して容易ではなかったと語っている。

「困難な時期だったよ。ツアーの間、ぼくらがスタジオ入りできる期間は10週間だった。その時期はロサンゼルスで過ごしたんだ。ロンドンではずっと曲を書いていたよ。だからきっと、ぼくらはこのアルバムを誇りに思えるんだね」

また、ルイ・トムリンソン(23)によると、ゼイン脱退という共通の出来事を乗り越える上で、残った4人の絆はより深まったという。

「チームのメンバーを失うなんてことは、もちろん、ラクな出来事じゃないよ。でも実のところ、クールな面もあったんだ。それはぼくらがバンドとして、よりしっかりと結束しなくちゃいけないって学べたこと。実際にやってのけたよ」

ナイルいわく、「最強」になった「ワン・ダイレクション」が送り出す新作アルバム「メイド・イン・ザ・A.M.」は、11月13日に発売される。