コールドプレイ、新作アルバムでのビヨンセとのレコーディングを語る 「彼女は完璧な音楽を描くことができる人なんだ」

ニューアルバム「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」を12月4日に全世界同時リリースするコールドプレイ。

新作にはビヨンセ、ノエル・ギャラガー、トーヴ・ロー、メリー・クレイトンら豪華ゲストアーティストが参加している。

シンガーのクリス・マーティンとギタリストのジョニー・バックランドは先日、英ロンドンのマジック・ラジオに出演し、アルバムにビヨンセが参加した経緯を明かした。

「彼女は2曲で歌っているよ。いや、3曲だな。ご存知のとおり、とにかく素晴らしいんだ。すごくスイートだったよ」とクリスは語った。

「僕が“バックコーラスをやってもらうことってできる?”って頼んで、そこから始まったんだ。秘密にしておきたかったんだけど、彼女は本当に素晴らしい声の持ち主で、ちょこっと使わせてもらった」「そこら中でね」とジョニーは加えた。

「それから『Hymn For The Weekend』という曲で、“この曲はもう少しデュエットっぽくできないかな?”って頼んだんだ」とクリスは続けた。

「彼女が歌っている姿はすごく素敵だった。本当に素晴らしい。どうかしているよ。彼女がスタジオでマイクに向かっていると、“この人はパレットから好きな色を選んで、完璧な音楽を描くことができるんだな”と分かるんだ」

「彼女はいつもと少し違った声で、とても謙虚だった。何かを求めたり、“ここに私のパートが必要だ”と言ったりすることもなかった。とにかく素敵だったよ」と彼は加えた。

「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」を制作した理由については、「去年は親密で静かな『Ghost Stories』というアルバムを出した。それから僕らは、すぐにもっとカラフルで自由なサウンドの作品を作りたいと思ったんだ」と説明した。

「だからツアーに出る代わりに、そのままスタジオ入りして今作を手掛けたんだ。前作で抑制された後だったから、全員がある種のオープンな解放感を得られたと思う」

また、これまでのバンドのサウンドの変化について触れ、「今の(コールドプレイは)僕がずっと望んでいたサウンドだ」と語っている。

iTunesでは「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」の予約注文を受付中。予約と同時にリードシングル「アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム」をダウンロードすることができる。

【音源】コールドプレイ「アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム」



■商品情報

コールドプレイ「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」
2015年12月4日発売

2,200円+税
WPCR-17051

(MTV News)