マーティン・シーン、ＨＩＶ感染を告白した息子チャーリーの「勇気ある告白」を誇りに思う

17日に、朝の報道バラエティ番組でHIVキャリアであることを激白したチャーリー・シーン(50)の父親で、人気ドラマ「ザ・ホワイトハウス」のバートレット大統領役で知られるマーティン・シーン(75)が、「勇気ある告白」をした息子を応援していくと明かした。

17日、CMEグループ主催の第8回世界金融リーダッシップ会議に出席したマーティンは、Naplesデイリー・ニュースの取材に応じ、息子であるチャーリーのHIV陽性者だという告白インタビューについて、「これほどまでに勇気ある告白はない」と褒めた。

マーティンは、「今朝、彼がテレビでこれ以上はないだろうというほど深く暗い秘密を打ち明ける姿を見た。これほどまでに勇気ある告白はそうは目撃できないだろうと、その勇気を自分の息子が持っているのだと、信じられない気落ちに包まれましたね。」とチャーリーを褒め、「彼にはメッセージを送んだんです。もし自分にあれだけの勇気があったのなら、世界を変えてみせるだろうって」と告白。

また、「この数ヶ月間、HIVを公にしようという話は出ていたんです。私も彼にそうした方がいいと勧めていました」「でも、自己処刑するようなものだと感じたんでしょうね。彼は何度も直前で、やっぱり止めとくよと言って……」と述べ、「実際に今朝、テレビで彼が出演するのを見るまでは、本当に告白するのかどうか半信半疑だった」と明かした。

マーティンは、今回の告白は、「息子にとって、これまで生きてきた中で最も困難なことだった」とし、「土曜日の夜、妻と一緒に息子に会ってね。なにが起こっても我々は彼の見方だと念を押したんだ。このイベントもキャンセルして、一緒にニューヨークに行ってもいいぞ、とまで言ったんだ。でも息子はノーと断った。自分一人でやるからと、ね」とも明かした。

また、「誰もが、我に返り頭がクリアになってから、秘密を公にするものだよね。そうすることで解放されほっとする。なんとも不思議な感覚だよね」「チャーリーには残された人生を自由な人間として過して欲しい。告白した日が、彼にとって新しい人生の第1日目となることを祈るよ」ともコメント。我が子を愛する父親の顔をのぞかせていた。