「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に選出されたレディー・ガガが意外な告白！ 「ポップスターをすぐにでもやめたいと思っていた」

米音楽誌「Billboard」が選ぶ、ウーマン・オブ・ザ・イヤー2015に選出されたレディー・ガガが、同誌の特集記事の中で昨年末にポップスターをやめたかったことを明かした。米Billboardが伝えている。


「今年は自分がやりたいことをやったわ。みんなが私に期待することじゃなくてね」と話すレディー・ガガ。2015年は彼女にとって「変化」の年だったようだ。

「2014年末、スタイリストが私に『これからもずっとポップスターでいたいの?』と聞いてきた。私は彼を見て、『今日、この瞬間にでも(ポップスターという)電車を止められるならそうするけれど、私にはどうすることもできない。でも、この電車から降りなきゃいけないわ。さもなければ私が死んじゃうから』と答えたわ」

2008年にデビュー・シングル「ジャスト・ダンス」をリリースするやいなや、世界中で空前の大ヒットを記録し、一躍、スター歌手の階段を駆け上ったレディー・ガガだったが、その名声の裏には並々ならぬ苦労や葛藤があったようだ。

「成功したからって魂を売るようなことはあってはならない。頂点にとどまるために、大金のあとを追うことは大きな間違いよ。みんなは私がそうなってほしかったのだと思うけれど、私はそういう女の子じゃない。自分のスタイルと違ったことをしてもうまくいかないの」

そんなガガだが、来年3月に30歳の誕生日を迎えるにあたっての思いも語っている。

「以前は30代になるのが嫌だったけれど、今では30代になった自分をみんなに見せたくてしょうがないわ。30歳を迎えると、年寄りだって思われがちだけれど、私は年寄りなんかじゃない。今まで以上に性的で力強くて賢い。(中略)私は30代になっても爆発していたいわ」

2014年にトニー・ベネットとコラボレーションしたジャズ・アルバム「チーク・トゥ・チーク」をリリースし、今年は海外ドラマ「American Horror Story: Hotel(原題)」に出演するなど、歌手だけでなく女優としても活躍するガガ。30代になっても、ますます多方面で活躍してくれることだろう。