「ワン・ダイレクション」リアム、「オアシス」ノエル・ギャラガーからの批判について「悲しい」

イギリスの人気ボーイズグループ、ワン・ダイレクション(以下、1D)のリアム・ペインが、自分たちのことを盛大にディスったオアシスのノエル・ギャラガーについて、「悲しい」とコメントした。

口が悪い上に、思ったことを後先考えずズバズバ言うことで知られるノエル。これまでにも数多くのアーティストたちの悪口を言ってきた彼が、1Dのことを徹底的に貶したのは、英「エスクワイア」インタビューを受けていたときだった。

ノエルは、「クソみたいなポップスターがなにを企んでるのかなんて、気にかける奴なんているわけねぇだろ? ファッキングなワン・ダイレクションがなにやってるかなんて、どうでもいいんだよ! あいつらコック・サッカーたちは、30になるまでにみんなリハビリ施設行きなんだぜ」と発言。コック・サッカーとは、男性に対する最大の侮辱言葉であり、1Dファンは大激怒した。

このノエルのディス発言について、BBCラジオ1に出演したリアムは、「笑っちゃうのはさ、あのインタビューが公開された日、ボク、ノエルに会ったんだよね」と明かし、「インタビューであんなこと言ってるなんて、知らなくてさ。ノエルからボクの方にやって来てね、“よう、友よ!調子はどうだい?”って話しかけてきたんだ。ボクは、“いいですよ。ありがとうございます。お会いできて嬉しいです”って答えてさ。で、翌日、インタビュー記事を読んで。悲しいなぁ。盛大にディスられてるよ。ファンをディスるなんて、最悪だよなぁ」とコメント。

リアムは続けて、「なにが悲しいって、ボクを歌手になる道へ導いてくれたのは彼らなんだってこと。それは本当に誇りに思っていて欲しいんだよね」と述べ、「こういう人たちって考えずに話すんだよね。誰が自分の音楽のファンなのかなんて考えもせずにね。あんな大物なのに」とチクリ。

「もっと品格を持って欲しいな。まっ、でも、それがノエルなんだけどね」と、諦めた口調で言い、残念がった。