ジャスティン・ビーバー、自分のセールスそっちのけでチャリティソングを応援！ 「この団体にトップを獲らせて」とファンに要請

人気歌手ジャスティン・ビーバー(21)が、サンタクロースに?　クリスマスならではの善行が話題を呼んでいる。

現在、先月に発売した新アルバム「パーパス」の楽曲で、チャートを賑わせているジャスティンだが、クリスマスには自分の楽曲そっちのけで、別の音楽プロモーションに励んでいる。ジャスティンがツイッターを通じ、チャリティシングルの支援をファンへ呼び掛けている。

ジャスティンが応援しているのは、イギリスの国民保健サービス(NHS)のチャリティの一環である、The Lewisham & Greenwich NHS Choirのシングル「A Bridge Over You」。Billboardによれば、現在、全英チャートでは、ジャスティンの楽曲「ラヴ・ユアセルフ」がトップで、「Bridge Over You」はこれに数百枚の後れを取り2位。ジャスティンはこの結果を見て、「彼らに1位を」と訴えているのだ。

「イギリスのクリスマスチャートは接戦だって聞いたよ。でもNHS Choirのシングルは、チャリティだ。だから…」
「1週間は、1位じゃなくても構わない。正しいことをしよう。彼らを勝たせる手助けをしよう。クリスマスだよ」

ジャスティンは「NHS Choirの幸運を祈るよ」という言葉と一緒に、彼らの楽曲がダウンロードできるURLをツイート。「つまりこういうことさ。メリー・クリスマス」と、男気を見せた。

so for 1 week it's ok not to be #1. Let's do the right thing & help them win. It's Christmas. @Choir_NHS good luck https://t.co/ORCtFY1k4i

— Justin Bieber (@justinbieber) 2015, 12月 23

ライバルに塩を送られた形になった、NHS Choirのメンバーは、「私たちとジャスティン・ビーバーの対戦なんて、ばかげているでしょう。でもそこには悪感情なんてないの。正直言って、誰も私たちがトップになれるなんて、期待していなかった。私たちはもう、尋常じゃないほど恵まれているわ。もし私たちがNo.1を獲ったら、狂ってると思う。いい意味でね」と話しているという。