ジジ・ハディッド、“ヘナ”タトゥーの写真を投稿しインスタグラムが炎上[写真あり]

お騒がせセレブとして有名な人気モデル、ジジ・ハディッドが23日、インスタグラムに「パレスチナ人の血筋を持つことを誇りに持つ」と投稿。「だったら苦しんでるパレスチナ人を助けなよ! 」と批判する声が上がっている。

Had the best night with some of my oldest friends last night. Feel so blessed to have a foundation of friendships that will bond us for the rest of our lives. The way we can all sit around and talk like the clock's been turned back 10 years is the most beautiful and grounding feeling. It's so important to be with the families that raised you and the friends that were raised with yours. So much love in my heart this holiday season !!!!! (& before you go all "cultural appropriation" in my comments, check out the last name. Hadid. Half Palestinian & proud of it).

Gigi Hadidさん(@gigihadid)が投稿した写真 - 2015 12月 23 8:38午前 PST

問題の投稿写真は、伝統的なデザインのヘナタトゥーをペイントした手が5本写っているもので、「昨夜、古い友達と最高の夜を過ごしたわ。死ぬまで固い絆で結ばれる“友情の土台”を築けていることを、神さまに感謝している」「10年前にタイムスリップしたように話ができるってことは、最高に素晴らしいことよね」「家族と一緒にいることはとても大切。一緒に育った幼なじみと時間を過すのも、とても大切」「今年のホリデーシーズンには、たくさんの愛とハートが込められているわ」というメッセージを添えた。

ジジはメッセージの最後に、「コメント欄に“文化の盗用するな!”って書きもうとしている人たちへ。わたしの苗字を確認してね。ハディッドよ。わたしはパレスチナ人のハーフなの。とても誇りに思っているわ」と書いたのだが、これにアンチが激怒。

「ヘナやってパレスチナ人を誇りに思うなんて笑わせないで。ここ2年は“自分はオランダ人”だって言ってたくせに」という声や、「へぇ。アラブ系だって言い張るんだったら、そうだと見て分かるようにしてみなさいよ」、「ヘナする暇があるんなら、毎日大量に死んでいるパレスチナ人のために何かしたらどう? そういうことをして、初めて誇りに思うって言えるんじゃないの」とバッシングする声が上がった。

また、ヘナを一緒にペイントした友人の中にはパレスチナ人の血が入っていない人がいたことを指摘し、「まさに文化の盗用以外のなにものでもない」と批判する者もおり、ジジのインスタグラムは炎上している。

ジジの母親はオランダ出身の有名モデル、ヨランダ・フォスターで、父親はイギリス委任統治領パレスチナ(現在のイスラエル)出身のモハメッド・ハディッド。ジジと現在交際している元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクは、パキスタン系の血筋を持つイギリス人で、昨年夏、ガザの紛争について「パレスチナに自由を」とツイートしていた。そのため、今回の発言は「ゼインの影響を受けているのでは? 」と指摘する声が上がっている。

ちなみに、ゼインは「パレスチナに自由を」とツイートした時、パキスタンの血が入っているからイスラム教側を支持している! と脅迫される騒ぎに発展。ネット上に、パレスチナについてツイートするのは、十分気をつけなければならないという教訓を残した。