ジャスティン・ビーバーの名マネージャーがトラブル沙汰からジャスティンの改心までを激白！「彼が死んでしまうかもって本気で思ったよ」

人気歌手ジャスティン・ビーバーのデビュー以来、彼のマネージャーを務めるスクーター・ブラウンが米新聞「The New York Times」のインタビューに答え、トラブル続きだった2013年頃のジャスティンが非常に深刻な問題を抱えていたと明かした。米Gossip Copが伝えている。

スクーター・ブラウンは当時12歳のジャスティン・ビーバーを「発掘」し歌手デビューに導いた人物であり、カーリー・レイ・ジェプセンやアリアナ・グランデのマネジメントも手掛ける敏腕マネージャーとして知られる。

今回のインタビューの中でブラウンはジャスティンがたびたびトラブルを起こしていた時期について振り返っている。

ブラウンによると、ジャスティンの「問題」は少なくとも2013年にさかのぼるという。2013年末にアルバム「ジャーナルズ」をリリースしたジャスティンはツアーをやることを希望していたそうだが、ブラウンは「ジャスティンが今ツアーに行ったら、死ぬかもしれないって本気で思っていた」と話している。

「周りの人は彼に何が起きていたかを本当には知らないんだ。当時の彼はみんなが思うよりずっとひどい状況にあった」

「ジャスティンに心の準備ができたら、彼の身に起こっていたことを自らみんなに伝えると思うよ。でも、僕はジャスティンがああいう風になっていくのを見ているのが本当につらかった。ジャスティンがその時期を乗り越えて本当にうれしい」

ジャスティンがトラブルを頻繁に起こしていたときにも、ブラウンはジャスティンのために必死に仕事をしてきたが、どれも失敗続きだったという。しかし、約20か月前、ジャスティンは「自分の人生を変える」という決断をしたのだそうだ。そこでブラウンは彼に6か月という時間を与え、人生を変える決意があることを証明させたという。

そしてジャスティンの決意が本気であるとわかると、ブラウンはジャスティンの「カムバック」に向けて準備を進め始めた。するとカルバン・クラインの広告や、コメディ番組「Comedy Central Roast(原題)」への出演などが決まっていったのだ。ブラウンによると、ジャスティンが「Roast」に出演するというアイデアはブラウンのもとで働いていたインターンによる提案だったそうだ。

先月に新アルバム「パーパス」をリリースし、さっそく全米で100万枚以上の売上を記録するなど、絶好調なジャスティンだが、その背後には彼をデビュー以来支えてきたブラウンの存在があったのだ。