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KESHA、プロデューサーとレコード会社を相手に法廷バトル

2015年12月29日
KESHAKESHA
WENN.com
人気歌手のKESHA(ケシャ)は昨年以降、音楽プロデューサーのドクター・ルークとソニー・ミュージックを相手に法廷バトルを繰り広げている。

彼女はドクター・ルークから性的嫌がらせや性的暴力、感情的虐待を受けたと訴えたが、その後、ソニー・ミュージック幹部らに対しても訴訟を起こした。

KESHAはソニー・ミュージック側がドクター・ルークの振る舞いを知っていたことに加え、レコード契約を交わしている以上、「(KESHAには)別の音楽プロデューサーやパブリッシャー、レコード会社と仕事をすることも、新曲をリリースすることもできない」と言われたと主張している。

被告側との契約の解除を求めるKESHAはソニー側に対し、キャリアを前に進めるために新曲を発表する許可を求めた。想定外の活動休止で歌手生命が危険にさらされていると訴えたが、ソニー側は拒否した。

ここへ来て、ソニー側はKESHAの訴訟に対し新たな反論を展開。公の場に姿を見せなくなった後で大々的なカムバックを果たしたアデルやジャスティン・ティンバーレイク、ディアンジェロといったアーティストを例に出し、長引く活動休止を心配するKESHAに異論を唱えた。

ソニー側の弁護団は、これまでに多額の費用がかかったためKESHAとの契約を解除することはできないと主張。これまでKESHAのために1,100万ドル(約13億2,400万円)をかけており、うち300万ドルがロイヤリティ収入として彼女に渡っていると米芸能情報サイト「TMZ」は独自入手した書類を基に伝えている。

さらにソニー側は、KESHAがTVドラマ「ジェーン・ザ・バージン」や映画「Jem and the Holograms(原題)」などにゲスト出演させることで知名度を高めることができたとも力説。しかしこの映画は10月に北米で公開されたものの、興行的には大失敗に終わっている。

ソニーとドクター・ルークは、性的暴行を受けたとするKESHAの主張をすべて否定し、ドクター・ルークは名誉毀損と強要でKESHAに対抗訴訟を起こしている。

© Cover Media/amanaimages
 
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