全米で最終話迎えた人気ドラマ「オースティン＆アリー」、主演ローラ・マラノは結末に「大満足！」

2011年から米ディズニー・チャンネルで放送されている人気ドラマ「オースティン&アリー」が、10日に放送されたエピソードで幕を閉じた。最終話は2部構成となっており、SNSで大きな話題になっている。

「オースティン&アリー」は、ロス・リンチ演じる「抜群の歌唱力を持ちスターを夢みる社交的男子オースティン」と、ローラ・マラノ演じる「シャイで真面目で、表舞台には出たくないけど曲を書くのは大好きな天才ソングライターのアリー」がペアを組み、個性的な友人たちと共に成長していく姿をコミカルに描いた作品。ドタバタ劇でもあり、大勢のファンを魅了してきた。

その「オースティン&アリー」が、シーズン4で放送終了になることが決定。どのような終わり方をするのかが注目された最終話が、10日に放送された。

気になる最終話だが、最後まで目が離せないカオスなストーリー展開だったとのこと。ローラは、米TVLineの取材に対して、「ファンは満足すると思うわ」「わたしは、このエンディングにとても満足している。これ以上はないというほど、見事に完結しているんだもの」と明かし、見る人全員がハッピーになるようなエンディングだと胸をはった。

また、「シーズン3の撮影を終了したとき、まだシーズン4を制作するのかどうか決定していなくて。そのときは、これで終わったら最悪って思った」とも告白。「“こんな風に番組を終わらせるのは絶対に反対!ノー!!”って思ったの」と語り、改めて、今回は誰もが満足できるエンディングになっていることを約束した。

ローラは、「みんな自分とは正反対のものに惹かれるんだと思う。オースティンとアリーは、第一話目から誰の目から見ても正反対で」「あまりに違いすぎるから、誰もが、プロデューサーでさえ、2人がすぐにくっつくとは予想してなかった。だから、シーズン2の脚本を見てロスと”えっ、マジで!?”ってびっくりしたの」と振り返り懐かしがった。

ロスも、米Justjaredjir.comのインタビューで、「『オースティン&アリー』の仕事環境は最高だった。番組が終了して寂しくなるね」「クリエーターたちとも仕事仲間というよりも友だちという関係なんだ。日本にツアーしに行く数日前にも会っていたしね」と番組制作は楽しみながらやっていたことを懐かしがった。そして、「ファンのサポートがあったからこそ、いい番組を作ろうという意欲が沸いた。登場人物たちへの愛が感じられたからね」とファンへ感謝の気持ちを述べた。

また、「今後もディズニーチャンネルからオファーされたら喜んで働くよ」と明かし、「これから自分はR5のツアーをして、『Status Update』という映画を撮影。『オースティン&アリー』でもらったサポートの半分もらえれば、今後の活動は成功すると思うよ」とチャーミングに語った。

ファンが期待するような展開になるという「オースティン&アリー」の最終話。日本での放送が待ち遠しい。