本年度アカデミー賞主要４部門ノミネートの映画「ルーム」で圧倒的な演技力で世界を魅了している９歳の天才子ジェイコブ・トレンブレイに注目

アカデミー賞の前哨戦と名高いゴールデン・グローブ賞、SAG賞にて見事主演女優賞、トロント国際映画祭では観客賞(最高賞)を受賞、さらに第88回アカデミー賞で、見事作品賞、監督賞<レニー・アブラハムソン>、主演女優賞<ブリー・ラーソン>、脚色賞<エマ・ドナヒュー>の主要4部門にノミネートされ、本年度の賞レースを席巻している衝撃と感動の話題作「ルーム」(4月8日公開)。

本作で生まれてから<部屋>の中だけで生きてきた息子・ジャックを演じたジェイコブ・トレンブレイの圧倒的な演技は9歳にして10以上の演技賞を獲得するほど。一躍その名をとどろかせた本作の後も、ケイト・ボスワーズ主演の「BEFORE I WAKE」、コリン・トレヴォロウ監督、ナオミ・ワッツ主演の「BOOK OF HENRY」など、ハリウッドの名だたるフィルムメイカーとの共演が発表されており、オファーは引きもきらない人気俳優となっている。



閉ざされた部屋から飛び出し、5歳ではじめて世界に出会うという難役を完璧に演じきったジェイコブ・トレンブレイ。腰まで伸びる髪の毛と、その女の子のようなかわいらしいルックス、大人顔負けの圧倒的な演技力は、多くの観客の心を揺さぶり離しません。

「5歳という設定なら通常の場合、子役には単に本来の自分でいることを望む。しかし、ジャック役には演技ができる俳優が必要だった。」とレニー・アブラハムソン監督。「彼はひときわ目立っていた。チャーミングでスウィートなだけでなく、俳優として素晴らしい技術を持ち合わせていた。まるでカジノで大金を当てたような気分だったよ。天井からキラキラと光が落ちてきたように見えた。」とジェイコブを大絶賛。

原作者で本作で脚本もつとめるエマ・ドナヒューも「彼は小さなヒーローなのです。彼は奇跡的な存在よ。ジェイコブはそれまでのオーディションが必要なかったと思うほど、私たちの求めるジャックでした。」と大絶賛。アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされているブリー・ラーソンとの息の合った演技も本作の見所である。

ジェイコブ・トレンブレイ これまでの主な受賞暦
ナショナル・ボード・オブ・レビュー、バンクーバー映画批評家協会賞、オースティン映画批評家協会賞、シカゴ映画批評家協会賞、サンティエゴ映画批評家協会賞、放送映画批評家協会賞、ラスベガス映画批評家協会賞、ネバダ映画批評家協会賞、フェニックス映画批評家協会賞、サンタバーバラ国際映画賞
今後の予定:カナダ・スクリーン・アワードにて主演男優賞にノミネート(発表は3月13日)

プロフィール
ジェイコブ・トレンブレイ(9)。
2006年カナダ・バンクーバー生まれ。2010年から子役としてテレビCMに出演し始める。5歳からテレビ・映画のオーディションを受けて、「スマーフ2　アイドル救出大作戦!」(13)でニール・パトリック・ハリスの息子役を見事に射止める。以降もABCのテレビ番組「Motive」、ディズニー製作のコメディ「Mr. Young」、テレビ映画「My Mother’s Future Husband」で助演。本作以降も、ケイト・ボスワーズ主演の「BEFORE I WAKE」、コリン・トレヴォロウ監督、ナオミ・ワッツ主演の「BOOK OF HENRY」などへの出演が発表されている。


■ストーリー

「部屋」から脱出した母と息子、その先の驚愕の運命とは─?

閉じこめられた[部屋]で暮らす、ママとジャック。体操をして、TVを見て、ケーキを焼いて、楽しい時間が過ぎていく。しかし、この部屋が、ふたりの世界の全てだった。ジャックが5歳になった時、母は[部屋]しか知らない息子に本当の世界を見せるために脱出を図る。二人が飛び込んだ世界はあまりにも大きすぎた…。


■公開情報

映画「ルーム」4月8日(金) TOHO シネマズ 新宿、TOHO シネマズ シャンテ他全国順次公開

監督:レニー・アブラハムソン 「フランク」(14)
出演:ブリー・ラーソン 「ショート・ターム」(13)、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョーン・アレン「きみに読む物語」(04)
提供:カルチュア・パブリッシャーズ、ギャガ
配給:ギャガ

©ElementPictures/RoomProductionsInc/ChannelFourTelevisionCorporation2015

公式サイト://gaga.ne.jp/room/