「冒険野郎マクガイバー」ＴＶドラマのパイロット版製作が決定！ 加えてリブート映画化企画も

往年のTVシリーズ「冒険野郎マクガイバー」のTVリメイクとなるパイロット版が製作されることがわかった。

リチャード・ディーン・アンダーソンを主役に迎え、米ABCで1985年から1992年にかけて放送された大ヒットシリーズ「冒険野郎マクガイバー」。武器を用いず、身近な材料と豊富な科学知識を使って、数々の事件を解決していくヒーロードラマだ。

米Entertainment Weeklyによると、同作のリメイクを推し進めていた米CBSが、同作パイロット版の製作を正式にオーダー。リメイク版では、オリジナル版よりも若い20代のマクガイバーの活躍を描く。秘密組織に入ったマクガイバーが、型にはまらない形で自身の能力を駆使し、災難を未然に防いでいく。

「ワイルド・スピード SKY MISSION」で監督を務めたジェームズ・ワンが、パイロット版の監督及びエグゼクティブ・プロデューサーを兼任。ポール・ダウンズ・コレイゾが脚本を担当する。また、オリジナル・シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーであるヘンリー・ウィンクラー、「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」のエグゼクティブ・プロデューサーであるスコット・ゲミルもエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねている。

また同作パイロット版の製作に加え、ライオンズゲートが同作の映画化を企画中であることも伝えられた。

米Varietyによると、ライオンズゲートの業績発表会で同社CEOのジョン・フェルトハイマーが、映画化企画について発表。オリジナル・シリーズのクリエイター、リー・デヴィッド・ズロトフ、「ワイルド・スピード」シリーズをプロデュースしてきたニール・H・モリッツが製作に関わるようだが、これ以上の情報は明かさなかった。

TVシリーズ、映画共にリブート企画が推し進められている「マクガイバー」。オリジナル・シリーズは7シーズンに渡り放映され、大人気を博したが、リブート版はどんな仕上がりになるのだろうか?