テイラー・スウィフト、元天敵カニエ・ウェストに再びディスられる！ テイラーVS.カニエの戦い再燃！？

米ラッパーのカニエ・ウェストの新作「Famous(原題)」内に、米歌手テイラー・スウィフトに対する失礼な歌詞が含まれていることが判明した。

現地時間2月11日、カニエはニューヨークのマディソンスクエアガーデンで行われた自身のファッションブランド「Yeezy」シーズン3のショーで、新アルバム「The Life of Pablo(原題)」を初公開。招かれたセレブたちと、チケット代100ドルを支払ったファンたちは歓喜したものの、とある歌詞の一節が物議をかもした。

それは、「Famous(原題)」でカニエがラップした「俺は今でもテイラーとセックスをする気がしている/なぜって、俺があのビッチを有名にしたんだ/ちくしょう/俺があのビッチを有名にしたんだ」というリリックだ。

「テイラー」と個人名を出し、「セックス」、「ビッチ」と立て続けに失礼な言葉を放っているカニエに、会場にいたテイラーの友人たちは激怒したようだ。

テイラーの弟オースティンは、カニエの「Yeezy」スニーカーを捨てる動画をインスタグラムに投稿。「春の掃除を始めるよ」とキャプションを添えた。ファンによると、セレーナ・ゴメスとマーサ・ハントがこの投稿に「like」をしており、マーサは「その通り」とコメントもしているという。

Getting a head start on some spring cleaning. Here we go again.

Austin Swiftさん(@austinkingsleyswift)が投稿した動画 - 2016 2月 11 4:17午後 PST

AHASJU pic.twitter.com/FCGXLIyi4Z

— jess (@jesshakeitoff) 2016, 2月 12

テイラーの親友ジェイミー・キングはツイッターで「Yeezy」シーズン3の投稿をしていたものの、削除。代わりに、「今とても悲しいし、失望しているわ。私はいつもシスターの味方よ」とテイラーを擁護した。

I’m so sad right now & disappointed right now. I stand by my sister. Always.

— Jaime King (@Jaime_King) 2016, 2月 12

また、会場にいたカーリー・クロスが、テイラーに関する歌詞が流れた瞬間、曲にノるのをやめた姿も目撃されている。

ジジ・ハディッドも「あそこにいたけど、歌詞で言われていることすべてに賛同しているって訳ではないわ。わたしのまっすぐな友情を、友達はわかっているわよ」とツイッターに投稿し、テイラーをサポートした。

My attendance somewhere does not mean I agree with everything being said in the music playing there. My friends know of my loyalty.

— Gigi Hadid (@GiGiHadid) 2016, 2月 12

実は、カニエがテイラーをディスったのは、これが最初ではない。2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで、ビヨンセを押さえて「最優秀女性アーティスト賞」を受賞したテイラーのスピーチをカニエが妨害。「ビヨンセの方がふさわしい!」と、テイラーのマイクを奪って叫ぶ事件が起きているのだ。2015年の同アワードで完全和解して以降、過去の怨恨は水に流してきた2人。今回の歌詞で、カニエは再び因縁を蒸し返してしまったようだ。

【動画】2009年VMAでテイラーのマイクを奪うカニエ　0:45頃から


ちなみに、カニエの7作目となる新アルバムは、タイトルが二転三転しており、最初は「ソー・ヘルプ・ミー・ゴッド」、次は「スウィッシュ」、3度目は「ウェイヴス」、そして最後に「ザ・ライフ・オブ・パブロ」となり、変更が続いていた。