ジェレミー･レナー、俳優として売れたのは強面な顔のおかげ？

「アベンジャーズ」などで知られる俳優のジェレミー・レナー(45)は、その強面な外見に反して、非常に明るく気さくな性格の持ち主。常に不機嫌そうに見られるという彼だが、そんな怖がる人々の反応を見て楽しんでいるようだ。

ジェレミーは生まれ持った不愛想な顔つきが、俳優として成功した理由の1つだという。

「僕の顔は生まれつきだけど、そのおかげで今の仕事があると思っている」とジェレミーはライフスタイル情報サイト「luxurylondon.co.uk.」に語っている。

「笑っていると友達になりたい人No.1に見られて、笑っていないと人殺しに見られる。みんなを混乱させているのさ。何を考えているか分からないと思われているし、それが演技力になっている。今の生活を築いた自分の顔つきは気に入っているよ」

イメージを固定されないように幅広い役柄に挑み続けるジェレミー。これは彼のプライベートにも通じる部分があり、多くの趣味を持つほか、2歳の娘アヴァちゃんの父親でもある。

「いい父親だと思われたいけどそれだけじゃない。俳優をやめたいわけでもない。楽しいことをただ楽しんでやっているだけさ」と、すべてのことが今の自分を作ってくれたと語るジェレミー。

「墓石に彫ってほしい言葉は1つなのか? それとも素晴らしい兄や父親だったと知ってもらいたいか?　その人の特徴を人種や宗教なんかの1つにしぼらなければいけないのか? 」

「これが僕の原点であり、父からの教えなんだ。次は僕がこの教訓を家族に伝えていくつもりだよ」

© Cover Media/amanaimages