デミ・ロヴァート、渦中のケシャに25万ドル寄付したテイラー・スウィフトを暗に批判！その訳とは…？

人気歌手のKESHA(ケシャ)が音楽プロデューサーのドクター・ルークとソニーとの契約解除を求めて起こした訴訟で破れたのを受け、同じく人気歌手のテイラー・スウィフトが25万ドル(約2800万円)を秘密裏に寄付したことが報じられた。しかし、デミ・ロヴァートはテイラーのサポートの仕方が気に入らないとして暗に批判している。

「Tik Tok」などのヒット曲で知られるKESHAは、自分にドラッグをのませてレイプしたと訴えているドクター・ルークと仕事をすることは無理だと主張し、音楽活動が続けられない状況に追い込まれたと訴えていた。しかし、22日にニューヨーク地裁がレコード契約を支持する判断を下し、敗訴。多数のミュージシャンたちがケシャをサポートする声明を出していた。



米TMZによると、テイラーも例外ではなく、「支援の気持ちを表明」するため秘密裏で25万ドル(約2800万円)もの寄付をしたのだという。裁判中のケシャはレコードを出せないにも関わらず、高額な裁判費と弁護代が嵩んだため、経済的に困窮していると伝えられていたからだ。

しかし、このテイラーの行動に疑問を呈したのがデミだ。デミはテイラーがあくまで何の声明も出さなかったことに疑問を覚えているのだという。

TMZの報道が出るや否や、自身のツイッターを通してこう語った。

「米国議会に何か持っていくか、実際に何か言ったら感動するわ」

テイラーのことを批判しているかのような発言に、双方のファンたちは大混乱。新たな火種の勃発かとコメントするファンが相次いだ。

しかし、デミがいうには、あくまでテイラーのサポートの仕方だけが問題なのだという。

「みんながみんな、人にあげるために25万ドルを持っているわけではない。わたしもそうしたいけど、金持ちの生まれではないし、彼女ほどお金があるわけではない。少なくとも、私はどんな時でも政治的に正しくあろうとするより、話しづらいクソみたいなことに対してはっきりと意見を言っている」

「『ライバル関係』なんて無い。わたしは他の人よりも疑問に思うだけ。そして、金を投げるよりも『レイプされたことで前線に立っている女性』についての話し合いをはじめたいの」

また、ケシャの母親がテイラーの寄付に感謝しているとのツイートをしたことをファンに指摘され、テイラーを批判することは正しくないと言われたデミはこう続けた。

「テイラーの悪口は言っていない。もしあなたがそう捉えたなら、いいけど」

「実際に話しづらいことは話さないのに、『女性の地位を向上させること』と『フェミニズム』をブランディングのために使っている女性たちには飽き飽き」

「わたしは悪口を言われるけど、気にしていない。なぜなら、誰かがそれを背負わなきゃいけないからよ。少なくとも、私の手は汚れているわ」

さらにデミは連続で自身の考えを表明した。

「女性の地位を向上させる活動とは、意見を言いづらいことでも他の女性のために意見を言うことよ」

「女性の地位を向上させる活動とは、自分の声を使って声無き女性を助けることよ」

「女性の地位を向上させる活動とは、都合の良いときに行動することじゃない。今行動することよ」