デヴィッド・ボウイの遺作「★（ブラックスター）」をもとにした映像作品、2月26日よりインスタグラムにて公開

1月に死去したデヴィッド・ボウイさんが、生前とある作品に取り組んでいたことが明らかになった。

ボウイさんはインスタグラムとタッグを組んで、遺作となったアルバム「★(ブラックスター)」にインスパイアされたミニシリーズを企画していたのだという。

「UNBOUND: A ★ InstaMiniSeries」と題されたボウイさんの最後のプロジェクトは、インスタグラムの「InstaMiniSeries」で限定公開される予定だ。作品は「★」を視覚的に表現し、「アルバムの音楽、リリック、アートワークが描いたムードにインスパイアされた、刺激的な映像の旅」へとオーディエンスを連れ出す。

InstaMiniSeriesさん(@instaminiseries)が投稿した動画 - 2016 2月 22 2:50午前 PST

シリーズの主演は、オンラインマガジン「Rookie」を立ち上げたエディターで女優としても活躍するタヴィ・ジェヴィンソンと、女優のパトリシア・クラークソン。

最初の16話は東部時間の2月25日午後8時(日本時間2月26日午前10時)に「InstaMiniSeries」で公開され、その後、月曜、火曜、木曜、金曜に新しいエピソードがアップされる。

ボウイさんは「InstaMiniSeries」チームに、「★」をリリース前に聴かせていたといい、プロジェクトは2015年12月に完成していた。

プロデューサーのローレンス・パーヤーは、「先日の出来事により、このプロジェクトは私たちキャストとクルー全員にとって、新しい意味を持つものになりました。デヴィッドの音楽やアートへの注目が大いに必要とされている今、世界中のファンに新しいクリエイティブな作品をお届けすることができて、とても幸せです」と文書を通じてコメントしている。

ボウイさんは1月10日、18ヶ月間に及ぶがんとの闘病の末、69歳で死去した。

MTV News