KESHA（ケシャ）、ドクター・ルークとの裁判に敗訴したことについての公式声明を発表！ 「自分を虐げる者から解放されたいだけなのに」

契約をめぐり、ドクター・ルークとソニーに対して起こした裁判で、敗訴したKESHA(ケシャ)が、公式声明をフェイスブックへ投稿した。

ドクター・ルークにドラッグを飲まされ、レイプされたなどといった理由から、契約解除を求めて裁判を起こしたケシャ(28)。しかし先日、ニューヨーク地裁は、ケシャの敗訴を決定。その後、ファンやセレブが次々と「ケシャ支持」を表明する中、本人がメッセージを投稿した。

「屈辱のさ中、たくさんの方々から受け取った応援へ、感謝しています。みなさんが送ってくださった、素晴らしいメッセージを読んだり、眺めたりすることで感じた気持ちを表せる言葉はありません。世界中、こんなにもたくさんの人々が、私を応援し、愛するため、時間を割いてくれることが信じられない。自分自身のキャリアを賭けて、私を支持してくれたエンターテイナーのみなさんにも、永遠に感謝しています」

「私がただひとつ望むのは、恐れや脅え、虐げられることなく、音楽を作ること。この裁判は、私のレコード契約の再交渉ではありません。私はより巨大で、ベターな契約を望んだことはない。ただ、自分を虐げる者から解放されたいだけなのです。私は自分を虐げる者とのつながりを断ち切り、正当に扱ってくれるのならば、今後もソニーと一緒に仕事をする意思はあります」

さらにケシャは、この裁判は「私だけのことではない」と、付け加えている。

「私が今日の若い女性について思うことは――私の将来の娘、あなたの娘、誰にとってもですが、虐待されたとき、それを口にすれば罰されるということ、その相手が権力を持つものならなおさらです」

「不幸なことに、私の一件が虐待被害者へ声を上げる勇気を与えたとは思えません。ただ私は、もしあなたが虐げられているのなら、声を上げることを恐れないでと伝えたい。あなたが安全だと感じられる場所は、どこかにあるはずです。あなたを助けてくれる相手も、どこかにいます。私があなたの隣や、あなたの後ろで、あなたを支えます」

ケシャは「私はかなりのフェミニスト、でもそれ以上に、私はヒューマニスト」を自称。「みんなが一緒にいます。あなたはひとりじゃない」と、つづっている。