「ザ・ウォンテッド」ネイサン・サイクス、「万全を期す」ためソロアルバムのリリースを再延期

活動休止中の英ロックバンド、ザ・ウォンテッドのネイサン・サイクス(22)が、楽曲を完全なものにするため、ソロデビューとなるアルバムのリリースを再び延期した。ネイサンは昨年にソロアルバムをリリースする予定で、レーベル側もアルバムが完成していると思っていた。

「このアルバムは2度も完成させているけど、また未完成になったんだ」とネイサンは米Billboard誌に語っている。

「最初に完成したと思ったのはレーベルの方だった。でも僕は『いや、まだだ。ロサンゼルスに戻って数曲を書かないと』と思った」「そして年明けに、さらに数曲を加えることを決めた。このアルバムを書き始めてから、かなり成長したからね」

タイトル未定のネイサンのアルバムの正式なリリース日は発表されていない。

ニューアルバムのリリースを延期したとはいえ、ネイサンは多忙な日々が続いている。昨年11月にシングル「Over and Over Again」をリリースした後、1月には元恋人で米人気歌手のアリアナ・グランデをフィーチャリングしたリミックスを発表した。

元恋人と一緒に仕事をするのは気まずいのではと見る向きは多いが、ネイサンはアリアナとのコラボを大いに楽しんだようだ。

「誰にでも当てはまるとおり、気まずさはあって当然だよ」とネイサンは先日、エンターテイメント情報サイト「ET Online」に語っている。
「(アリアナには)『気まずいのは誰にでも当てはまることだよ。でも、もし気まずくならないようにできれば、明日には、あるいは数週間後には、もう気まずさはなくなっているかもしれない』と言ったんだ」

「ちゃんと仕事をこなすことができて、もうこだわらないという本当の成熟さを証明していると思う」

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