エド・シーラン、大親友の俳優サシャ・バロン・コーエンのために新曲を提供

英シンガーソングライターのエド・シーランの新曲「Brother’s Blood」は映画「The Brothers Grimsby(原題)」の中でしか聴けないらしい。

この映画は英俳優サシャ・バロン・コーエン主演の最新作で、彼はまたもや大胆不敵なキャラクターに挑戦している。今回彼が演じているサッカーのフーリガン(度を越した熱狂的サポーター)のNorman ’Nobby’ Grimsbyは、マーク・ストロング演じる行方知れずの弟で現在は秘密諜報員のSebastianと再会して、自分もスパイになる。

英The Sun紙によると、エドが作った曲は劇中では聴くことができるが、ダウンロードはできず、映画のサウンド・トラックにも収録されない見込みだ。劇中以外でエドのファンがこの曲を聴くことができる唯一の方法は、サシャが映画の宣伝用にラジオで歌ってくれるのを待つしかなさそうだ。

「サシャとエドはここ数年で大親友になりました」と事情通が同紙に語った。

「エドがデビューしたてのころ、サシャはエドの音楽をまったく知らず、初めて紹介された際もエドが誰なのか分かりませんでした。でも、2人ともクリエイティブなことに関する天才なので、その面では明らかな共通点があったんです。何かの折りにはお互い助け合おうということで意見が一致しました」

エドは「Brother’s Blood」を長年の協力者であり、リアーナやジャスティン・ビーバーとも仕事をしたことがあるベニー・ブランコと共同で制作している。

23日の夜に開かれた「The Brothers Grimsby」のロンドンでのプレミアにエドは不参加だったが、アシュレイ・ロバーツ、アナベル・ウォーリス、サシャの妻のアイラ・フィッシャーなどのスターがこぞって登場した。

劇中で演じたNobbyのコスチューム(グレーのポロ・ネック、青いブリーフ、黒の靴下、スリッパ、アビエイターのサングラス)でサシャがレッドカーペットに現れる前にThe Sun紙が彼を呼び止めたので、その格好のままインタビューに答えた。

「彼ははいいやつさ」とサシャはエドについて語った。「赤毛なのに障害者バッジを車につけていないなんて大したもんだ! 」

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