渦中のケシャに多額の寄付をしたテイラー・スウィフトを批判したデミ・ロヴァート、２人の親友セレーナ・ゴメスはどちらの味方？

音楽プロデューサーのドクター・ルークとソニーとの契約解除を求めた訴訟で破れた人気歌手のケシャ(KESHA)に対し、サポートの意を込めて25万ドル(約2800万円)を秘密裏に寄付したと言われるテイラー・スウィフト。米歌手デミ・ロヴァートはテイラーのサポートの仕方が気に入らないとして暗に批判していたが、テイラーとデミの親友セレーナはこの騒動をどう考えているのだろうか?

「Tik Tok」などのヒット曲で知られるKESHAは、自分にドラッグをのませてレイプしたと訴えているドクター・ルークと仕事をすることは無理だと主張。音楽活動が続けられない状況に追い込まれたとして訴訟を起こしていたが、現地時間22日に開かれた裁判にて敗訴。結果を受け、レディー・ガガやアデルら多数のミュージシャンたちはケシャをサポートする声明を出していた。

米TMZによれば、他アーティスト同様、ケシャを支持しているというテイラーは、高額な裁判費と弁護代が嵩んだため、経済的に困窮していると伝えられている彼女に秘密裏で25万ドル(約2800万円)を寄付。テイラーの寄付にケシャの母親が感謝しているとも伝えられていた。

しかし、テイラーの行動に疑問を呈したのは歌手のデミ・ロヴァート。何の声明も出さず、秘密裏に寄付をしたテイラーの行動が許せなかったようで、ツイッターを通じ、テイラーを批判するようなコメントを投稿。物議をかもすこととなった。

「みんながみんな、人にあげるために25万ドルを持っているわけではない。わたしもそうしたいけど、金持ちの生まれではないし、彼女ほどお金があるわけではない。少なくとも、私はどんな時でも政治的に正しくあろうとするより、話しづらいクソみたいなことに対してはっきりと意見を言っている」

比較的仲が良好だと思われていたテイラーとデミだが、ケシャの裁判沙汰に対する考えは正反対のよう。これを受け、米Hollywood Lifeは、テイラー、デミそれぞれと仲の良い歌手兼女優のセレーナ・ゴメスが、どちらの側の考えを支持しているかを明かしている。

「セレーナはどちらの味方なのかを大っぴらにするつもりはありませんが、彼女は100パーセントテイラーを支持しています。彼女はテイラーの25万ドルの寄付がケシャへの(支持を)はっきり証明していると思っています」

「セレーナはテイラーが美しい心の持ち主であることを知っていますし、テイラーがケシャやドクター・ルークの裁判に関して自身の考えを言葉にする必要がないように感じています」

「セレーナは個人的にテイラーに連絡するのではなしに、なぜデミが自身の意見を公にする必要があったのかが、わからないのです。セレーナは、この問題について考えを公にする計画はありません。とはいえ、ケシャに対して忠実な友人であるテイラーはロックスターだと思っています」

この件がきっかけでデミとテイラーとセレーナの溝が深まらないといいが…。