アデル、ネット上で話題の２人をステージにサプライズ招待

アデルが3月5日(アイルランド時間)、欧州ツアーのダブリン公演を行い、インターネット上で自身の楽曲のカバーを披露して話題となった2人のアイルランド人ミュージシャンをステージに招いた。

ミュージカルやオペラに出演しているロナン・スコラードと、作曲家・編曲家として活動するグレン・マーフィーは先日、アデルの「Someone Like You」「Hello」「All I Ask」「When We Were Young」のメドレーをピアノの弾き語りで披露した動画を公開し、大きな話題を呼んだ。



初めて動画を観た時に涙を流したというアデルは、この夜の公演でサプライズを仕掛けることに。2人をステージに招くと、「神に誓うわ。こんなことになるなんて、彼らは知らなかったのよ」と述べた。ステージには2人のためだけに、ピアノと2本のマイクが用意されていた。

突如アリーナいっぱいのオーディエンスの前で歌うことになった2人は驚いた様子だったが、すぐに落ち着いてパフォーマンスを行った。アデルは目の前で披露された彼らのライブパフォーマンスを観て、再び感動していたそうだ。

スコラードは終演後、「こんなことが本当に起こったなんて信じられません。すごく誇りに思っていますし、信じられないくらい感謝しています!」とFacebookにつづっている。

アデルは2月29日に北アイルランドにて、最新アルバム『25』を引っさげたワールド・ツアーをスタートした。欧州ツアーは6月15日のベルギー公演まで続き、7月から11月には北米ツアーが予定されているが、全公演が完売している。

(MTV News)