ジャスティン・ビーバー、ミート＆グリートを中止に！ 危険なファンが原因か

人気歌手ジャスティン・ビーバー(22)が、現在行っているツアーでのミート&グリートを中止にすることを発表。精神状態が良くないことを告白した。

3月22日、ジャスティンは現在行っている「Purpose World Tour」でのミート&グリートを中止にすることを発表した。米Perezhiltonによれば、ツアーの興行主は、他にバックステージ見学などを、セキュリティ上の理由からキャンセルすることを明らかにしている。同社は「ここ数度のショーで、ミート&グリートの手法を考え直さなくてはならないような、セキュリティ上の問題が起きた」と発表。チケット購入者に対しては返金、もしくは「ジャスティンの写真や動画を撮影できる権利」VIPハングアウトへの変更が可能であることをアナウンスしている。

また、ジャスティン自身もインスタグラムにファンとの2ショットを公開して、「みんなが大好きだけど、ミート&グリートを中止することになった」と、自身の心境をつづっている。ジャスティンは長い投稿の中で、「素晴らしいファンとの出会いを楽しんでいる」とする一方で、「精神的に、感情的に、疲弊しきって憂鬱な気分」であることを告白。「ジャスティン・ビーバーはこうあるべきというプレッシャーを制御しきれず、重荷になっている」と明かした。

ジャスティンは「みんなを落胆させたくはないけれど、約束通り、ショーやアルバムで(期待に)応えていきたい」「どれだけ申し訳なく思っているか、言葉もない」と謝罪。その代わりに「これまで見たことのない、最高のショーをみんなの見せるよ」と述べている。

これに関連して、米TMZはジャスティンが3月21日の公演で、ブラックリストに載っているファンがジャスティンのすぐそばまで接近する事件が起きたことを報道。これまでにも「髪を引っ張られ、服を引き裂かれた」、「あるファンにインフルエンザをうつされた」といった事件がたびたび起きていたというが、ジャスティンが不満をこぼすことは一度もなかったという。しかし21日の一件は一線を越えているとして、今回の変更措置にいたったと同メディアは報じている。