ジャスティン・ビーバーと直接会うために２０万円以上払ったファン、ミート＆グリート中止でも払い戻し受けられずブーイング

今月9日に世界ツアー「パーパス・ワールド・ツアー」をスタートさせたジャスティン・ビーバーが、2000ドル(約22万7000円)で販売したVIP特別チケットの特典である交流会を中止すると発表。交流会目当てに2000ドルを支払ったファンが、その分を払い戻しして欲しいと求めているのだが、コンサートを観に来るのなら、びた一文返さない突き放されてしまい、ジャスティンを批難する声が殺到している。

世界中で爆発的にヒットし、改めてジャスティンの人気を世に知らしめることになったニューアルバム「パーパス」を引っさげ、現在、世界ツアーを行っているジャスティン。コンサートチケットの中には、ジャスティンと直接会い、握手をしたり一緒に写真撮影をする「ミート&グリート」という特典がついている特別チケットがあり、その価格は破格の2000ドル。ジャスティンのファンは、若い少女たちが多いが、コンサートもステージに近い特等席で観られることもあり、どのコンサートもVIP特別チケットは人気だ。

しかし、ジャスティンは数日前に、「精神的な健康を考慮した結果、今後、ツアーのミート&グリートを全てキャンセルする」と発表。ファンの多くが、ミート&グリート分の値段を払い戻して欲しいと訴えているが、ジャスティン側は、「払い戻し希望者は、VIP特別チケットを返却してください」「一部だけ払い戻しをするということはしません」と拒否。コンサートをステージに近い特等席で観たいファンたちは、チケットを返却することができないため、「足元を見ている」「ひどすぎる」と批難する声が殺到している。

ファンの中には、ファンを大切にするジャスティンのことだから、きっとスタッフに命じて一部払い戻しをしてくれるはずだと信じている者もいるようだが、米メディアは期待しない方がよいのではと冷ややかに報じている。